4歳児が作った、エモすぎるお皿が話題です。
プランナー・デザイナーの佐藤ねじさん(@sato_nezi)が、X(旧Twitter)にお子さんが作ったお皿の写真を投稿したところ、3万件を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「大人が狙って出そうとしても絶対作れないバランス感だ」「不均衡な絶妙……(大人では出せない)」「何にも縛られていない、素敵な作品です」など大きな反響が寄せられています。
「4歳児が感覚でこねたものを、陶芸家のおじいちゃんが焼いてくれた皿、とても良い」と投稿された3枚の写真。
写真には3つの角度から撮影された、絶妙に薄く伸ばされたお皿が写っています。
お皿の上に1つだけ乗ったコアラのマーチが何とも言えない良さを出してる……!!
BuzzFeed Japanは、投稿者さんに話を聞きました。
お皿を作ったのは、ゲームが大好きだという現在5歳の息子さん。
――お子さんと陶芸を行った経緯について教えてください。
陶芸家のおじいさんのアトリエに遊びに行ったときに焼きました。
上の子(小学生)が陶芸でコップを作っていて、それがメインだったんですが、下の子もやりたいと言い出し、棒で何かこねていたものがお皿となりました。
――お子さんの作品を初めて見たとき、陶芸家のおじいさんはどのような様子でしたか?
完成品ができたときのリアクションはわからずです。なぜかというと、粘土をこねたのは去年。
こねてすぐ焼くのではなく、窯に入れる時期は今年で別でして、このお皿は郵送で送ってもらったものです。
――お子さんは自分で作ったお皿をどう思っていらっしゃるのでしょうか?
届いて、自分が皿を作ったことにすごく興奮してました。
また作りたいと言い出し、その陶芸のおうちから土を送っていただき、またこねていました。
――写真にはなぜ1つのコアラのマーチだけが乗っているのでしょうか。また、現在は何を乗せているのでしょうか?
これは僕が写真を投稿するにあたって、サイズ感がわからないだろうということで、子どもにハロウィンであげたコアラのマーチを1つ拝借して乗せたものです。
夜撮影しそのままにしてたら、朝起きたらコアラは消えていました。
今は陶芸家からもらった柿を乗せています。
――佐藤ねじさんは何を作りましたか?
僕は、待ってる間に「千葉県」をつくりましたが、こっちの皿が拡散してしまったので公開するタイミングを失ってしまいました。
ちゃんと鋸山などの山脈もつけて、高低差も表現したのですが、家族には不評でした。
――小さい子に陶芸を体験させる魅力や、よさを教えてください。
「何か普段の保育園では作れないようなものを作り上げた」という体験は、子どものモチベーションアップに繋がって良いなと思います。
この皿の場合は4歳児(今は5歳)は、皿とも思わず「こねる遊び」として作ったはずなので、その無垢な動きがそのまま形になってて面白くなったのだなーと思います。