水彩画を描く工程を収めたとある動画。
和紙に描かれた丸と記号に、絵筆で色を加えると……?
動画を投稿したのは、水彩作家のすずきあやえさん(@_cocotto)。
冒頭に映っているのは和紙に描かれた2つの黒丸と、なにやらジグザグの記号のような線。
そこに色のついた絵筆を載せると……水彩のにじみによってワニの形が浮かび上がっていき、ものの数十秒で見事なワニの水彩画が出来上がっていました。
最初にあった黒丸は目、ジグザグ記号は歯と背中の模様だったんですね。
SNSでの反応は?
SNSでは、
💬「かワニい(かわいい)」
💬「にじむところが、ワニをうまく表現できていて何度も繰り返しみてしまいます」
💬「シンプルに凄いwこうやって水彩画が出来るのかぁ」
💬「優しい色だしかわいくって見ててとっても気持ちいいです☺️素敵✨❤️」
など、完成したイラストを絶賛する声が多く寄せられました。
BuzzFeedでは製作者さんに取材しました
――今回のような「和紙+水彩」で描く作品の魅力を教えてください。
滲みがジュワッと広がって、描いた色の境界線がふわふわになるところです。
絵の具の濃さや筆に含ませる量によっても滲み方が変わるので、偶然性があり、ひとつひとつの絵に個性が出やすいところもこの描き方の魅力だと思っています。
――「後から色を足すことで完成する作品」の発想はどこから生まれたのでしょうか?
水彩に興味を持ってもらいたくて考えた描き方ということもあり、動画作品として短時間で完成させるために後から色を足しています。
動画のサムネイルを見た時に「この点や線が何になるんだろう?」と、動画を見てもらうきっかけになればと思っています。
また、ワークショップなど「下絵→色」の順番で描くことが難しい場合は、先に色をのせて描いてもらうこともあります。
描き方に正解はないので、ひとつの描き方見本として、楽しく動画を見てもらえたら嬉しいです。
過去作にもわくわくがたくさん!
過去にもあとから色を載せて作る作品を製作してきた、すずきさん。
完成するまでのプロセスにも「作風」があるだなんて、描くことの楽しみ方がどんどん広がりそうです!