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この製作途中の絵、何になるかわかりますか? 水彩画家の動画がまるで魔法! 「繰り返し見てしまう」「見てて気持ちいい」

「この点や線が何になるんだろう?」

水彩画を描く工程を収めたとある動画。

和紙に描かれた丸と記号に、絵筆で色を加えると……?

ワニ🐊(crocodile) pic.twitter.com/dYsOQPdz85

— すずきあやえ*水彩作家/著書📚「もふもふ・かわいい はじめての透明水彩」発売中 (@_cocotto) November 20, 2023
Twitter: @_cocotto
すずきあやえさんXアカウントより

動画を投稿したのは、水彩作家のすずきあやえさん(@_cocotto)。

冒頭に映っているのは和紙に描かれた2つの黒丸と、なにやらジグザグの記号のような線。

そこに色のついた絵筆を載せると……水彩のにじみによってワニの形が浮かび上がっていき、ものの数十秒で見事なワニの水彩画が出来上がっていました。

最初にあった黒丸は目、ジグザグ記号は歯と背中の模様だったんですね。

すずきあやえさんXアカウントより

SNSでの反応は?

SNSでは、

💬「かワニい(かわいい)」

💬「にじむところが、ワニをうまく表現できていて何度も繰り返しみてしまいます」

💬「シンプルに凄いwこうやって水彩画が出来るのかぁ」

💬「優しい色だしかわいくって見ててとっても気持ちいいです☺️素敵✨❤️」

など、完成したイラストを絶賛する声が多く寄せられました。

BuzzFeedでは製作者さんに取材しました

――今回のような「和紙+水彩」で描く作品の魅力を教えてください。

滲みがジュワッと広がって、描いた色の境界線がふわふわになるところです。

絵の具の濃さや筆に含ませる量によっても滲み方が変わるので、偶然性があり、ひとつひとつの絵に個性が出やすいところもこの描き方の魅力だと思っています。

――「後から色を足すことで完成する作品」の発想はどこから生まれたのでしょうか?

水彩に興味を持ってもらいたくて考えた描き方ということもあり、動画作品として短時間で完成させるために後から色を足しています。

動画のサムネイルを見た時に「この点や線が何になるんだろう?」と、動画を見てもらうきっかけになればと思っています。

また、ワークショップなど「下絵→色」の順番で描くことが難しい場合は、先に色をのせて描いてもらうこともあります。

描き方に正解はないので、ひとつの描き方見本として、楽しく動画を見てもらえたら嬉しいです。

過去作にもわくわくがたくさん!

過去にもあとから色を載せて作る作品を製作してきた、すずきさん。

完成するまでのプロセスにも「作風」があるだなんて、描くことの楽しみ方がどんどん広がりそうです!

クアッカワラビー(quokka) pic.twitter.com/TmpQHHE80X

— すずきあやえ*水彩作家/著書📚「もふもふ・かわいい はじめての透明水彩」発売中 (@_cocotto) November 22, 2023
Twitter: @_cocotto

フラミンゴ🦩(flamingo) pic.twitter.com/gyNcMCkUf3

— すずきあやえ*水彩作家/著書📚「もふもふ・かわいい はじめての透明水彩」発売中 (@_cocotto) November 18, 2023
Twitter: @_cocotto

#作家になった流れ
授業課題の建築模型材料を買いに行く

透明水彩が気になって買う

星空とか風景描いて楽しむ

コロナ禍で画材店が減る

画材店に存続してほしい

水彩に興味を持ってもらえる動画を作る

書籍出版や仕事に繋がる pic.twitter.com/EPOEbIyRCW

— すずきあやえ*水彩作家/著書📚「もふもふ・かわいい はじめての透明水彩」発売中 (@_cocotto) November 15, 2023
Twitter: @_cocotto

おばけ👻(ghost)

Happy Halloween🎃! pic.twitter.com/IBx5BGLW0m

— すずきあやえ*水彩作家/著書📚「もふもふ・かわいい はじめての透明水彩」発売中 (@_cocotto) October 31, 2023
Twitter: @_cocotto