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「45万個のコンドーム」「まさかの国旗カブり」過去のオリンピックで本当にあった衝撃エピソード

2016年リオデジャネイロ大会では、大会組織委員会が45万個のコンドームを配布しました。選手1人につき42個という計算になります。

1. 1998年の長野オリンピックで、フィギュアスケートのフランス代表スルヤ・ボナリー選手は、ショートプラグラムで転倒してしまいました。これでメダルは絶望的と悟ったボナリー選手は、どうせなら記憶に残る演技をしようと決意。1976年以降禁止されている技――バックフリップ(後方宙返り)――をフリー演技で披露し、見事、片足で着氷しました。

当時を振り返るボナリーと関係者の動画はこちら:

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Netflix / Via youtube.com

2. ポール・マッカートニーが2012年ロンドン大会の開会式に出演した際のギャラは、なんと1ポンド(約152円)でした。

こちらが、ポール・マッカートニーの演奏の様子:

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The Olympics / Via youtube.com

3. 同じく2012年のロンドン大会開会式で、組織委員会はロックバンド「ザ・フー」のマネージャーだった人物ビル・カービシュリーにアプローチしました。ザ・フーのドラマーだったキース・ムーンに演奏してもらえないかと打診するためです。それはとてもありがたい話だったのですが……たった1つ、問題がありました。

4. 1912~1954年、オリンピックは芸術にもメダルを授与していました。

5. 2000年シドニー大会の際、オーストラリアのオリンピック委員会は、7万個のコンドームを発注しました。にもかかわらず、大会の途中で在庫が底をつきてしまい、2万個を追加注文しなければなりませんでした。

6. 2002年のソルトレーク冬季オリンピックでのスピードスケート1000メートル・ショートトラック決勝で、オーストラリアのスティーブン・ブラッドバリー選手は、レース中に他の4選手から大きく引き離されてしまいました。ところが、この4選手は衝突してもつれ合いながら転倒。あまりにも大きく遅れを取っていたブラッドバリー選手は、巻き込まれずにすみました。結果、金メダルに!

こちらは、ブラッドバリー選手の勝利の物語:

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The Olympics / Via youtube.com

7. 1904年のセントルイス大会でのマラソンは、「マラソン史上屈指の奇妙なレース」でした。選手の多くは、これまで一度もマラソンを走ったことがなく、フォーマルな長パンツで現れた男子選手もいました。

8. ソビエト連邦の崩壊を受けて、リトアニアのバスケットボール・チームは、金銭的理由から1992年バルセロナ大会に参加できそうにありませんでした。ところが、思わぬところから支援の手が差し伸べられました。アメリカのロックバンド、グレイトフル・デッドです。

こちらは、このバスケットボール・チームについてのドキュメンタリー映画の予告編:

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The Basketball Future Foundation / Via youtube.com

9. 1984年のロサンゼルス大会では、マクドナルドはオリンピック開催を祝って、アメリカ選手がメダルを獲得して表彰台に上るたびに、ハンバーガー、フライドポテト、コーラを無料で提供しました。

10. それぞれの競技種目でトップ8に入った選手は、賞状を授与されます。メダリストに渡される賞状は「金、銀、銅のメダルに呼応するもの」ですが、他の選手に渡されるのは、もっとシンプルな賞状です。

11. 2006年のトリノ冬季オリンピックでのことです。スキーのカナダ代表、サラ・レナー選手は試合中にポールが折れてしまいました。するとノルウェー・スキーチームのコーチ、ビョルナル・ホーケンスモーエンが、自分の予備のポールをレナー選手に手渡したのです。

ホーケンスモーエンがメープル・シロップを勝ち取ることになった瞬間の映像はこちら:

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The Olympics / Via youtube.com

12. 2021年東京大会のメダルは、リサイクルされた電子機器(不要になったスマートフォン、デジタルカメラ、携帯ゲームやノートパソコンなど)から取り出された金、銀、銅で作られています。

13. 1952年ヘルシンキ大会で、ルクセンブルクのヨジー・バーテル選手は、優勝候補とはまったく思われていませんでした。それでも、男子1500メートルでは金メダルに輝きました。

14. 1936年ベルリン大会で、2つの国がなんともバツの悪い発見をしました。国旗がまったく同じだったのです。ハイチとリヒテンシュタインの国旗は、どちらも青と赤の横ストライプ。

この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan