イギリス在住のジェス・シェアバーンさん(18)は、学生兼アーティストとして活躍しています。

自身のアート作品をTikTokに投稿していたジェスさん。フォロワーからのあるコメントが彼女の作風を大きく変えました。
「完璧って存在するのかな?」フォロワーから寄せられたコメントをきっかけに、「完璧」という概念が本当は何を意味するのかを考えたといいます。
そこで始まったのが、ジェスさんの新しいプロジェクト「Drawing insecurities that shouldn’t be insecurities」。
このシリーズでジェスさんが初めて描いた人物は、尋常性白斑を持つトップモデル、ウィニー・ハーロウ。
そして、こちらが完成した作品。

2回目の投稿では、ニキビのある女性を描いたジェスさん。動画は100万回近く再生されました。

キャプションに「鼻」と書かれた作品。

彼女の作品は、人々に「自分のコンプレックスについて話す機会」を与えてきました。

「コメント欄で、みんなが自分のことを打ち明け、お互いに支え合っているのをみると、心が温かくなります」

次のプロジェクトは、うつや不安障害などの「メンタルヘルス」をテーマにした作品を企画しているそうです。

TikTokで15万人以上のフォロワーを抱えるジェスさん。「私投稿が注目を集めたことで、コンプレックスを『当たり前のこと』だと認識する大切さを、改めて考えることができました」

「どんな自分であっても、あなたは存在していいんだよ」という意味が込められているジェスさんの作品。
「今の私たちが生きているのは、他人からどう見られているかを意識しすぎてしまうネット社会。多くの人が、他人の目が気になって自分を変えようとしていると思います」
「そんな世界で生きる私たちが見失っているものは、ありのままの自分を受け入れることだと思います」とジェスさんは締めくくりました。
👉ジェスさんのTikTokのアカウントはこちら から。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン