「パパの顔してる」ウィル・スミス、娘のステージに親バカ炸裂。「罰を与えない」育児に賞賛の声

俳優のウィル・スミスの娘ウィローが、人気野外音楽フェス「コーチェラ」に出演。兄のジェイデンとも共演しました。会場に駆けつけた父ウィルの嬉しそうな様子がSNSで話題です。

ハリウッドきっての「芸能一家」といえば、ウィル・スミス家。

Rich Fury / Getty Images for Vanity Fair

左から俳優のジェイダ・ピンケット・スミス、歌手のウィロー・スミス、俳優のウィル・スミス、ラッパーのジェイデン・スミスです。

先日、アメリカで開催された人気野外音楽フェス「コーチェラ」に、娘ウィロー（22）が出演。代表曲の『Meet Me At Our Spot』などを披露しました。

Monica Schipper / Getty Images for Coachella

さらに、ウィローの兄ジェイデン（24）もゲストとして舞台に登場し、デュエット曲のパフォーマンスを行いました。

そんなキッズたちのステージを、ニヤニヤしながら見守っていたのが父のウィル。その親バカっぷりが、SNSで注目を集めました。

Instagram: @willsmith

ウィルはインスタグラムで動画を投稿し、ウィローのパフォーマンスをみて「涙が止まらない」とつづっています。

その後、ステージでは感動的な場面が…。兄ジェイデンが、妹ウィローに向けた想いを語ったのです。

Monica Schipper / Getty Images for Coachella

「こうしてあなたの活躍を目の当たりにして、兄として涙が出るほど嬉しい」

「妹が大好きなんです。彼女の活躍に刺激を受けている。音楽を通して人や世界を変えていく、そんな彼女の姿を見ることができて嬉しいです」

そんな2人を嬉しそうに見守るウィル。「有名人じゃなくて、お父さんの顔をしている」といったコメントや、スミス夫妻の子育て方針を称賛する意見も寄せられました。

@ForeverShowtime via Twitter

過去にウィルは、子育ての独自ルールを明かしています。

Jon Kopaloff / Getty Images

E!ニュースのインタビューで2013年、「子どもたちに罰を与えない」教育方針について語りました。

「子どもたちを責任のある『人』として接するように心がけている。若いうちから、子どもたちの人生の選択は、彼らに自分で決めさせている」

「個人的に『何かしでかしたら罰を与える』という教育方針は、否定的だからしないんだ」

「『なんでやる必要があったのか』をきちんと説明できるのであれば、子どもたちにはなんでも好きにさせている」

同年に公開されたHaute Livingの記事では、大人にリスペクトを持って接するのと同じように、子どもたちにも接していると話しました。

Kevin Mazur

「私たち夫妻は、子どもたちにリスペクトを持って接している。例えば、『部屋を片付ろ』なんて、大の大人に言わないよね？だから、子どもたちにも部屋を掃除しろとは言わない」

「その代わりに、こう教えている。『君たちに部屋はない。あれは僕たちが買った家の部屋を、君たちに貸しているだけだ』と」

「年齢関係なく、誰かから借りている部屋をきれいに保つのは当たり前のことだ、とね」

当時、そんなスミス夫妻の自由な子育てが「型破りだ」と、一部では批判の対象になりました。

Monica Schipper / Getty Images for Coachella

ジェイダの母親エイドリアンも「夫妻は子どもたちに自由を与えすぎている」とコメントしています。

Steve Granitz / FilmMagic

ウィローとジェイデンのパフォーマンス、ステージでのやり取りは、そんな批判を一蹴することとなりました。

Monica Schipper / Getty Images for Coachella

SNSでは「当時、2人の育児方針は批判されていたけれど、間違っていなかったみたいだね」と、スミス家に寄り添う意見が多く見られました。

Jason Laveris / FilmMagic

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：オリファント・ジャズミン