7月に多い自転車事故、防ぐための3つのポイント

    例年7月に多発している自転車の事故について、消費者庁がTwitterwで注意を促しました。

    例年7月に自転車事故が多く発生していることを受け、消費者庁が自転車の事故防止をTwitterで呼びかけました。

    消費者庁事故データバンクによると、 2017 年6月から2020年5月末までの3年間では、自転車に関する消費者事故等は7月に最も多く発生しています。

    また、新型コロナウイルス感染症を想定し厚生労働省が公開した「新しい生活様式」では徒歩や自転車の利用も推奨されています。

    これらを踏まえ、消費者庁は自転車の利用に関する注意点を3つ紹介しています。

    (1)乗車前に点検をすること

    乗車前には、ブレーキやペダルなど、自転車に異常がないか点検しましょう。

    異常があった場合、重大な事故につながる可能性があるため、販売店等に相談して、必要に応じて点検を受けます。

    また、使用している自転車や付属品がリコール対象でないか確認し、対象の場合はすぐに使用を中止します。リコール対象の商品は消費者庁のリコール情報サイトでも確認することができます。

    後輪錠の施錠・開錠と連動して前錠も施錠・開錠するハンドルロック、「一発二錠」のケースが破損している場合は、すぐに自転車の使用を中止するよう呼びかけています。

    (2)子どもを荷台に乗せないこと

    大人用の自転車の荷台に子どもを乗せて運転し、子どもの足が後輪に巻き込まれる事故も発生しています。子どもを荷台に乗せてはいけません。

    また、子どもを前に抱っこして自転車に乗ることもやめましょう。

    (3)「自転車安全利用五則」を守ること

    自動車安全利用五則とは、以下の5つです。

    • 自転車は、車道が原則、歩道は例外
    • 歩道は左側を通行
    • 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
    • 安全ルールを守る
      飲酒運転・2人乗り・並進の禁止
      夜間はライトを点灯
      交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
    • 子どもはヘルメットを着用

    注意点を守り、安全に自転車を利用しましょう!