ビヨンセ、デビュー当時の衣装は「母と叔父が…」。大物セレブのレッドカーペット秘話5選

「なりたくないものにならなくていい」。過去に、ブランド側からレッドーカーペットの衣装提供を断られた経験のあるセレブたちと、彼らの力強いメッセージをご紹介します🎙️

セレブがレッドカーペットで着る衣装の大半は、デザイナーから貸し出されたもの。しかし、セレブたち全員にデザイナーやスタイリストがつくわけではありません。

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今回は、過去にブランド側から衣装提供を断られたセレブたちの、力強いメッセージをご紹介します🎤

1.歌手、ビヨンセ

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2016年CFDAファッションアワード授賞式で、ビヨンセはデビュー当時を振り返り、こう語りました。

音楽グループ「デスティニーズ・チャイルド」のメンバーとしてキャリアをスタートさせた当時、どの有名ブランドも衣装の提供してくれなかったといいます。

デザイナーを雇えなかったため、ビヨンセの母と叔父がグループの衣装を用意してくれたそう。

「母と叔父は、衣装の細かいところまで情熱と愛情を持って作ってくれた。衣装を着ると、ゲーム・オブ・スローンズの登場人物デナーリス・ターガリエンになった気分だった。鎧を身につけているような感じ。どのブランドよりも意味があった」

2.俳優、ジョナ・ヒル

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ジョナ・ヒルは2020年、GQのインタービューで「服は、太っている人がスタイリッシュに見えるようには作られていない」と語り、こう続けました。

「それに気付いたときに、自分でいようと決めた。なりたくないものにならなくていい。ファッションに興味があるならそれでいい。逃げずに思いっきり飛び込んで」

3.俳優、メリッサ・マッカーシー

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2012年の第84回アカデミー賞で、メリッサは5〜6人のデザイナーにドレスを注文したものの、断られたといいます。その2年後、メリッサはプラスサイズ向けのブランドを立ち上げました。

大学でファッションを学んでいた経験もあり、2011年の第63回プライムタイム・エミー賞で着用したドレスは、一緒にブランド立ち上げた親友のダニエラ・パールとともにデザインしました。

4.ラッパーのカーディ・B

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代表曲『Bodak Yellow』のヒット後、高級ファッションブランドから「時の人ではないから」という理由で衣装の提供を断られたというカーディ。しかし、本人はまったく気にしなかったといいます。

Teen Vogue誌のインタビューでこう振り返りました。

「どこかのブランドが衣装を貸し出してくれなかったからという理由で、レッドカーペットというチャンスをふいにするつもりはない」

5.俳優のエイディ・ブライアント

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2019年のエミー賞授賞式の前に、体のサイズに関係なく、素敵な洋服がほしいと思うのは「ごく当たり前の要求だと思う」とツイートし、話題を呼びました。

ツイートが話題を呼んだ後、ファッションブランド「Eloquii」が衣装の提供をしてくれたといいます。

People誌のインタビューで、エイディはこう語りました。

「エンタメ業界で活躍するプラスサイズ女性が、イベントのために衣装を用意するとなると、他の人とは違う経験をすることになると思います」

「いわゆる『細身の女性』が着るような素敵な服を、プラスサイズ女性が求めても、あまり歓迎されないんです」

「だからこそ、ブランド側から『服を着て欲しい』というオファーが来たのは今までにない、特別な経験でした。『スペシャルな1日にしましょうね』と言ってくれ、とても素敵な経験でしたね」

この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳：アシュウェル英玲奈