交際関係における危険信号。自分では意外と気づいていないものの、それが後に、心身に有害な影響を及ぼす原因になることもあるのです。
BuzzFeedは、恋愛カウンセラーで作家の、サブリナ・アレックス・ベンドリーさんに危険信号について聞きました。
サブリナさんは、パートナーとの良好な関係を築くための重要な鍵は、「お互いが、ありのままでいられること」だと言います。
良好で健全な関係かどうか確かめるため、5つの危険信号に注目してみましょう。
危険信号その1:パートナーといるときに、ありのままの自分でいられない
サブリナさんは、ありのままの自分でいられない状態を、「卵の殻の上を歩くような感覚」だと説明しています。
「地雷原を歩いているようなもので、いつ爆発が起きるかわからないソワソワする感じがすると思います」
「いつか魔法のように物事が好転することを願いながらも、パートナーの反応を恐れて、素直に話せないでいるのは危ない状態です」
危険信号その2:恥や罪悪感を覚える
「相手との関係性や自分の置かれた環境を恥ずかしく思うものの、自分が虐げられていることを受け入れられず、正当化してしまう」
「自分に問題がある、自分で解決しなければ、と繰り返し自分に言い聞かせている状態なのも、好ましくありません」
危険信号その3:どちらか一方だけが責任を負う
自分自身に問題があると思い込み、自分を「修復」すれば、関係が元に戻ると考えてしまう場合…。
パートナーの言動に責任を感じやすい考え方は「間違っている」とサブリナさんは話します。
「もちろんこの考え方は間違っています」
「パートナーは大人であり、自分の言動に責任を持つのが当たり前です」
「これを理解することは、危険信号を見つけるに当たって、最も肝心でしょう」
危険信号その4:相手を皮肉った後、「冗談」と言ってごまかす
「パートナーに皮肉を言ったり、侮辱したりしてから、『もしかして、傷ついた?冗談だって!』と言ってごまかすのは、明らかな危険信号です」
「あなたの弱点や短所について冗談を言うのは、悪質です」
「あなたを傷つけたり、相手より劣っているかのように感じさせたりしているのです。絶対に許されません」
「パートナーの悪気ない冗談に傷ついたら、正直な気持ちを話しましょう」
「誠実で話を聞いてくれるパートナーであれば、すぐに謝り、同じようなことは繰り返さないでしょう」
危険信号その5:自分が過敏で、感情的になりすぎていると感じる
パートナーに感情を伝えるとき、自分が感情的になりすぎているのではと感じ、自分を責めてしまうこともあります。
ですが、頻繁にこのような状態に陥ることも、危険信号の1つだそうです。
また、ネット上にある短い恋愛解説動画から得られる情報は限られていることを忘れないでほしい、とサブリナさんは念を押します。
「心身に悪影響を及ぼす交際関係にある場合、第三者からアドバイスをもらい、自分を見つめなをすきっかけを作ることも必要です」
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈