自閉症の7歳の息子に母乳を与える母親が信条を語る
「やめどきは子どもが決める」
オーストラリア在住のリサ・ブリッジャーは5 人の子の母親だ。長年、子どもに母乳を与えてきた。

Lisa Bridger / BuzzFeed
BuzzFeedの取材に対しブリッジャーは「うちの子どもたちは全員、何人かが同時期に母乳を飲みながら育ちました。それで私は20年以上、母乳を与え続けてきたわけです」と話す。ブリッジャー家には22歳の長女を筆頭に、20歳、17歳、7歳、4歳の息子がいる。
22年前に最初の子を出産して以来、母乳のやめどきは子どもに決めさせる方針でやってきた。

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「母乳を与える時期に区切りを決めたことはありません。7歳児に急に与えるようになったわけではなく、生まれたときからの流れです」
7歳になるチェイスくんには自閉症がある。夜、眠りにつく前や、メルトダウン(パニック発作)を起こしたあとに落ち着きを取り戻すため、母乳を口にする。

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「チェイスは感覚の面でうまくいかないことがたくさんあります。感情をコントロールするのに母乳が助けになっているんです。他の形で時間をつくって向き合ってあげたり、愛情を示してあげたりするのと何ら変わりません」
母乳育児を考える団体Occupy Breastfeedingで活動するブリッジャーは、母乳育児は「単にミルクというだけではない、もっと大きな話」だという。

Facebook: OccupyBreastfeeding
「子どもにとって、絆を深め、安らぎと安心感を得ることなんです」
これまでたくさんの反発が寄せられた。「相当な批判を受けてきました。私としては知ってもらおうとするか、無視するかのどちらかです」

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「ひどい場合は私が小児性愛だとか病気だと言われたり、母乳をコップに入れたらいいのにと言われたりします」
7歳の息子に母乳を与えていることについて、ブリッジャーは誇りを持っていると話している。

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この記事は英語から翻訳されました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan