18歳で皮膚ガンを発症、克服した彼女が伝えたいこと

    カロリーナ・ジャスコさんは高校3年生のとき、皮膚がんの一種である「悪性黒色腫」だと診断された。医師によるとジェルネイルを固めるためのUVライトが彼女の癌の発症を早めた可能性があるという。

    2018年度ミス・イリノイに選出されたカロリーナ・ジャスコさん。彼女がそこに至るまでどれほど大変な状況を乗り越えてきたかを知る人はあまりいなかった。

    カロリーナさんは2016年、皮膚がんの一種である「悪性黒色腫(メラノーマ)」だと診断を下された。当時、彼女はまだ18歳の高校3年生だった。

    カロリーナさんがBuzzFeedに語ったところによると、ネイルサロンでアクリルネイル(アクリル製の人口爪)をはがして新しいものと交換しようとしていたときのこと。本人とネイリストは、右手親指の爪に、縦方向に黒い線が入っていることに気がついた。

    彼女は、悪性黒色腫を除去する手術を受けることになった。しかし、右手の親指を切断しなくてはならない可能性があった。がん細胞がどのくらいの深さまで達しているのか、医師はわからなかったからだ。 「幸運にも、爪母(爪の付け根にある爪をつくる組織)を除去するだけで済みました。その親指にはいま爪がありません。一生このままです。爪母を除去してしまったのですから」とカロリーナさんは話す。

    彼女が悪性黒色腫になったのは、遺伝である可能性が高い。しかし医師は彼女に対し、ジェルネイルを硬化させるために使うUVライトのせいで、がんになるのが早まった可能性があると話した。

    カロリーナさんはミス・イリノイに選出される前、自分の傷をとても気にしていたと話す。

    カロリーナさんから、若い女性たちに2つのアドバイス。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:遠藤康子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan