11月5日に行われた京セラドーム大阪での日本シリーズ第7戦で、阪神はオリックスを7―1で破り、38年ぶり二度目の日本一に輝きました。
1985年時の優勝の立役者たちも、各メディアの取材にコメントして後輩たちの快挙を祝福しています。
ランディ・バースさん「やっと勝てた。長旅だったね」
1985年の日本一の立役者だったランディ・バースさんは「やっと勝てた。長旅だったね」と、共同通信のインタビューに感慨たっぷりに話しました。「85年のチームは雰囲気がよかった。西武を倒す自信があった」とも振り返りました。
ベースボール・オンラインによると、バースさんは85年には三番打者として54本塁打、134打点、打率.350でセ・リーグ外国人選手初となる三冠王に輝いてMVPを獲得しました。
掛布雅之さん「岡田監督が日本一になったことはすばらしいことだ」
また1985年当時、阪神の四番打者で「ミスタータイガース」と呼ばれた掛布雅之さんもNHKニュースの取材に応じました。
「長かった。38年は長いなと感じた。岡田監督が日本一になったことはすばらしいことだ。これまでの監督から受け継いできたものがあり、それを結実させたことだと思う」と笑顔を見せたそうです。
一方、38年前の優勝については「それはもう過去のこと。いまの選手がすごかった。いまの話をしよう」と話題を切り替えていました。
以下、バースさんや掛布さんが活躍した1985年当時の「阪神日本一」の名場面を画像集で振り返ります。