38年ぶりの阪神日本一、前回の立役者たちが祝福。バースさん「やっと勝てた」掛布さん「38年は長いなと感じた」

    1985年時の優勝の立役者たちも、各メディアの取材にコメントして後輩たちの快挙を祝福しました。

    1985年11月2日、阪神が日本一に輝いた当時のバースさん(左)と掛布さん(時事通信社)

    11月5日に行われた京セラドーム大阪での日本シリーズ第7戦で、阪神はオリックスを7―1で破り、38年ぶり二度目の日本一に輝きました。

    1985年時の優勝の立役者たちも、各メディアの取材にコメントして後輩たちの快挙を祝福しています。

    本日「SMBC日本シリーズ2023」を制覇し、38年ぶり球団史上2度目となる日本一に輝きました! 熱いご声援をありがとうございました!https://t.co/J0pg9PhVT7#阪神タイガース#最高のフィナーアレ#日本一#SMBC日本シリーズ #関西ダービー #なんば線シリーズ pic.twitter.com/jPzB9I0oZN

    — 阪神タイガース (@TigersDreamlink) November 5, 2023
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    ランディ・バースさん「やっと勝てた。長旅だったね」

    1985年の日本一の立役者だったランディ・バースさんは「やっと勝てた。長旅だったね」と、共同通信のインタビューに感慨たっぷりに話しました。「85年のチームは雰囲気がよかった。西武を倒す自信があった」とも振り返りました。

    ベースボール・オンラインによると、バースさんは85年には三番打者として54本塁打、134打点、打率.350でセ・リーグ外国人選手初となる三冠王に輝いてMVPを獲得しました。

    掛布雅之さん「岡田監督が日本一になったことはすばらしいことだ」

    また1985年当時、阪神の四番打者で「ミスタータイガース」と呼ばれた掛布雅之さんもNHKニュースの取材に応じました。

    「長かった。38年は長いなと感じた。岡田監督が日本一になったことはすばらしいことだ。これまでの監督から受け継いできたものがあり、それを結実させたことだと思う」と笑顔を見せたそうです。

    一方、38年前の優勝については「それはもう過去のこと。いまの選手がすごかった。いまの話をしよう」と話題を切り替えていました。

    以下、バースさんや掛布さんが活躍した1985年当時の「阪神日本一」の名場面を画像集で振り返ります。

    西武との日本シリーズ第6戦、阪神の長崎啓二外野手が満塁本塁打を放つ

    日本シリーズ2本目の本塁打を放ち、真弓明信さん(右)とハイタッチする阪神の掛布雅之さん(左)

    日本シリーズ2本目の本塁打を放ち、真弓明信さん(右)とハイタッチする阪神の掛布雅之さん(左)(1985年11月02日撮影、時事通信社)

    日本シリーズ優勝の瞬間、マウンドに駆け寄り歓喜する阪神ナイン

    日本シリーズ優勝の瞬間、マウンドに駆け寄り歓喜する阪神ナイン(1985年11月02日撮影、時事通信社)

    西武に圧勝、初の日本一に輝き吉田監督を胴上げする阪神ナイン

    西武に圧勝、初の日本一に輝き吉田監督を胴上げする阪神ナイン(1985年11月02日撮影、時事通信社)

    最高殊勲選手(MVP)に輝き、副賞の車とキーを手に喜ぶ阪神のランディ・バース選手

    最高殊勲選手(MVP)に輝き、副賞の車とキーを手に喜ぶ阪神のランディ・バース選手(1985年11月02日撮影、時事通信社)