有名俳優たちがオーディションに落ちた意外な理由…「ツボにはまってしまった」「アジア人みが足りない」

新作映画『エルヴィス』、実は歌手のハリー・スタイルズが主演を熱望していたんだとか。ハリウッド俳優たちのオーディション秘話をまとめました。

映画やドラマで役を手にするためのオーディション。ハリウッド俳優たちが明かした“オーディション秘話”をまとめてみました🎤

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1. トム・ホランド

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『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』でフィン役のオーディションを受けていたホランド。Backstageのインタビューで、裏話を暴露しています。

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「オーディションには4、5人参加していました。あるシーンを相手役の女性と演じたんですが、この女性はアンドロイドという設定」

「なので、僕が『船にもどろう！』と言ったら、彼女が『ビー、ビ、ピピピ、ピ』と電子音風の声で演技したんです。これがツボにハマって、笑いが止まらなくなってしまいました」

「いや、女性はアンドロイド役を真面目にやっていただけなんですけどね。とにかく僕は笑っちゃって、もちろん不合格。そりゃそうですよね」

フィンを演じたのはジョン・ボイエガです。

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2. エディ・レッドメイン

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『スター・ウォーズ』シリーズで、カイロ・レン役オーディションを受けていたレッドメイン。

オーディションで起こったオモシロ話を明かしました。

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「オーディションで『プライドと偏見』のワンシーンをやらされました」

「スター・ウォーズの話が進んでいることは極秘だったので、実際に脚本にある台詞はやれなかったんです」

「なので、『プライドと偏見』のワンシーンの台詞をダース・ベーダーぽい声で演じてみてと…」

「（キャスティング責任者の）ニナ・ゴールドの前で、思いつく限りのあの独特の音を出してみました」

「10パターンくらいやったところで、ニナに“他にまだある？”って言われて、もうないですと…」

ちなみに、カイロ・レンを演じたのはアダム・ドライバーです。

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3. アンドリュー・ガーフィールド

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スパイダーマンで知られるガーフィールドは、『ナルニア国物語』のカスピアン王子のオーディションで不合格に…。

Entertainment Tonightのインタビューでこう語っています。

「とにかくあの頃は必死でした。『ナルニア国物語』のカスピアン役のオーディションを受けて、これが成功したら間違いない、これされ掴めばいけるって思ったんです。この役がどうしても欲しかったんです」

「（不合格通知を受けて）エージェントに不合格の理由を聞きました。最初は言葉を濁していましたが、僕があんまりしつこく聞くので最後は教えてくれました」

「『アンドリュー、あなたはこの役をやれるほどハンサムではないそうよ』って」

カスピアン王子を演じたのはベン・バーンズ。

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「ベンはとてもハンサムで、才能豊かな人。だから、結果には納得です。彼は、見事に役を演じきったと思います」とガーフィールド。

大人の対応すぎる👏

4. 7月1日に日本公開される映画『エルヴィス』で、伝説のロックスター、エルヴィス・プレスリーを熱望していたハリー・スタイルズ。

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しかし、ハリーは役を逃しています。その理由を同作の監督を務めたバズ・ラーマン氏が暴露。

「彼は、エルヴィスのスーツを着て、いろいろ試してみたいってうずうずしていました」

「ハリー自身、すでにみんなのアイコンでした。それが役を演じる上では問題だったのです」

実際にエルヴィスを演じたのは、俳優のオースティン・バトラーです。

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5. ブレンダ・ソング

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キャストがすべてアジア人であることから大きな話題になった映画『クレイジー・リッチ！』。

しかし、ソングはオーディションすら受けさせてもらえなかったといいます。

「実は、私、『クレイジー・リッチ！』の脚本を読むチャンスすらもらえなかったんです」とTeen Vogueのインタビューで語ったソング。

「私のイメージがアジア人っぽくないそうで、まったく声がかかりませんでした」

「これを聞いたときは、さすがにヘコみました。20代のアジア系アメリカ人役なのに、オーディションさえ受けさせてもらえないなんて…全否定された気がして落ち込んでしまいました」

ちなみに、ソングの母親はタイ人で、父親はミャオ族。オーディションの後は、「自分は自分」と心を切り替えたといいます。

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「自分は自分だし、それは変えられない。過去も変えられない。今までの仕事には感謝しています」

「これからもきたオーディションを続けて、1つ1つの仕事にベストを尽くそうと、自分に言い聞かせてなんとか立ち直りました」

一方で、『クレイジー・リッチ！』のジョン・M・チュウ監督は、ソングが語ったこのエピソードに驚いたとのこと。

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「それ僕が言ったことではないですよね？ ソングがそう思っていると知って、とても申し訳ない気持ちです」

「僕はブレンダ・ソングという俳優が大好きだし、ファンの1人です。彼女のことをよく知っているからこそ、オーディションの必要はないと思ったんです」とTwitterで明かしています。

6. ロビン・ウィリアムズ

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『ハリー・ポッター』シリーズでルビウス・ハグリッド役とリーマス・ルーピン役に興味を示していたというロビン・ウィリアムズ。

彼ほどの才能とキャリアをもってしても、製作側の“イギリス人キャストしか採用しない”という強いこだわりによって、ウィリアムズの願いは叶わず…。

同作品のクリス・コロンバス監督は、ウィリアムズに不合格を伝えるのは「非常に辛かった」と語っています。

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Insiderのインタビューでは、もしウィリアムズが演じていたらという話についても触れていました。

「ロビンはきっと素晴らしいルーピンを演じたと思うし、また違った解釈がでていたと思う」と語っています。

ルビウス・ハグリッドを演じたのはロビー・コルトレーン。リーマス・ルーピンを演じたのはデヴィッド・シューリスです。

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この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：soko ／ 編集：BuzzFeed Japan