12月13日、国民生活センターは「ほくろ、いぼ、しみ等が取れる」とうたう海外製のクリームについて、重篤な皮膚障害が発生する可能性があると注意を呼びかけました。
クリームは「点痣膏(中国読みで“ディエンジーガオ”)」という名前で、SNS上の動画広告などで表示されていました。国民生活センターが分析したところ、「点痣膏」はph14の強アルカリ性で、皮膚に使用すると重篤な健康被害が発生するおそれがあるとしています。
「皮膚の色が変わってしまった」
「熱くなって痛みを感じた」
「皮膚がむけて痛みを感じ、皮膚が変色した」
などの健康被害が寄せられており、1年以上の治療を必要とするケースや皮膚が元通りになるか分からないとするケースも報告されています。
国民生活センターでは、使用の中止とともに、
「SNS上の広告や通信販売サイトの内容をしっかり確認して、少しでも不安や不明な点がある場合は購入や使用を控えましょう」
と、新たな購入を控えるよう呼びかけました。