• corkfeed badge

「おさんぽ行く?」と聞かれたワンコの“慎重すぎる対応”がおもしろい

ぬか喜びしたくないもんね。

わんちゃんの“ある行動”を描いたマンガに、愛犬家から共感の声が寄せられています。

本日の1枚! おさんぽ行く?と聞かれたいぬを描きました。 #コルクラボマンガ専科 #弓木らん毎日1Pマンガ #犬好きな人と繋がりたい #morkie

ーーわんちゃんはいつから飼われているのですか?

結婚を機に「なにかいきものを飼いたいね」と、夫と1年くらいゆるゆると話していました。

ハムスターやインコ、猫、トカゲ……と、何を飼おうか本格的に検討をはじめた頃、夫が1人でふらりと足を運んだ近所のホームセンターで、自身と同じ誕生日の犬がいるのに気が付いてしばらく眺めていたところ、店員さんに「抱っこしてみます?」とぱっと渡されて。

「明後日にはブリーダーさんの元に返却されるんです」と聞いて我慢できなくなってしまい、その場でお迎えを決めたそうです。

現在もうすぐ2歳ですが、お店にいた期間が長かったので、一緒に暮らしているのはまだ約14ヶ月ほどです。

ーーわんちゃんが落ち着いてお散歩の確認をとるようになったのはどうしてでしょうか。

はじめは「散歩」の単語の意味をわかっていなかったので、積極的に教えていました。

徐々に認識しはじめて「”さんぽ”ってなんだっけ?」とちょっと間を置いてからハッと気づいて「お散歩だ!」と飛び跳ねて喜ぶ反応が可愛くて。

「お散歩行く?」と夫と2人で交互に何度も聞くうち「2人両方に聞かれたら散歩に行ける」と認識したようです。

ーーわんちゃんは慎重でありながら素直な性格なのかなと思いました。飼い主の弓木さんからみて、わんちゃんはどのような性格ですか?

人のことも犬のことも大好きで、羨ましいくらいオープンマインドな性格です。

どんなわんちゃんにでも激しく遊ぼうアピールをするので時に吠えられてしまうこともあるのですが、切り替えが早いのかまったく気にせずささっと距離をとりケロっとしています。

気さくでフレンドリーな一方で、気が乗らない時にコマンド(マテやスワレなど)を出されると、従いつつもあからさまにしぶしぶ……といった様子を見せるプライドの高い一面もあります。

でも、好物のおやつさえあればなんでもノリノリでこなしてくれます(笑)

ーー弓木らんさんが本格的にマンガを描き始めたきっかけは何ですか?

子供の頃から絵を描くのが好きで、学生時代にはサイトをつくってイラストをupしたり、ブログで4コママンガを描いていました。

将来も絵を描く仕事を夢見ていたのですが、グラフィックデザインの仕事に就いてからはあまりの忙しさに、毎日疲れきって何も描けないまま30代に突入。

フリーランスに転向してからは少し余裕が出たものの、また描こうとしては結局続かず……ということを繰り返していました。

そんなとき、Twitter上に偶然流れてきたよこせさんのマンガを読んで「コルクラボマンガ専科」の存在を知ったことがきっかけになりました。

コワーキングスペースのマンガを描きました。「凡人」こそ、コワーキングスペースを使おう。 #コルクラボマンガ専科 #マンガ課題

「好きなことすら頑張れない自分は凡人」と落ち込む主人公と自身の状況が重なってグサリと刺さり、いよいよ気付かされました。

「自分も何かでお尻を叩かなければ、もう2度と描かないだろう」ということに…。

それならやるだけやって自分が凡人と思い知るのも良い機会だと思い、またマンガ専科の募集があればエントリーしようと決めました。

ーー1ページのマンガや繊細なタッチのイラストを投稿しています。マンガとイラスト、それぞれの魅力はどこにありますか?

マンガはコマが割られていて時間に前後があるのが最大の特徴ですが、その魅力は読む人それぞれが自分のペースで読み進められるというところにあると思います。

現職がグラフィックデザイナーということもあり、目が読むものの内容を追うリズムについて考えるのは私にとってとても楽しい作業です。

マンガにはそういったロジカルなデザイン要素が大いに詰め込まれていると思います。

ーー普段ネタ探しはどのように行なっていますか?

日常で面白いと感じた出来事は簡単にメモしておいて、あとでうまくコマ割りできそうなものからネタを膨らませています。

それでも実際に描いてみると「あれ?おもしろくないな?」とボツにする案もたくさんありますし、ストックがなくてその場で絞り出したり手を動かす中で思いつくことも全然多いです(笑)

創作は、自分で実際に感じたこと +「もしも〇〇だったら」という小さな妄想を組み合わせて膨らませていますが…創造的な題材を描き始めたばかりなので、自分でもまだ手探り状態です。

「小さな妄想」の部分は映画に助けられることが多いです。同じマンガ専科の仲間たちの描く表現からも日々影響を受けていると感じています。

ーー今後はどのようなマンガを書いていきたいでしょうか。

自身が疲れていることが多かったので、そんな風に疲れている誰かに、帰りの電車や眠る前の布団の中で少し「うふっ」と笑顔になってもらえるようなお話を描きたいと思っています。

一方で、読む人にズンとボディブローのように黒いものを落とすような心理描写の物語を描いてみたいという欲望もあります(笑)

これからも犬やラッコの「いきものマンガ」はこれからも描いていきたいと思っています。キャラクターがマンガを飛び出して、様々な媒体で自由きままにに動き回ってくれたらもう最高です。

とにかく色々な絵柄や内容にどんどんチャレンジして、自分に何ができるのか、どこまでやれるのかを試してみたいです!

弓木らんさんはコミチで「毎日1Pマンガ」を連載中です。

よく飲むけれどふと思う、コーヒーについて描きました。同じ人いますか…? 今日は久々にPCにペンタブをつないで描いてみました。すっかり手が描き方を忘れてて線よれよれ!!てゆかPC動きモサモサで絶望🤗 でもテキスト作るのはとても楽だった #コルクラボマンガ専科 #弓木らん毎日1Pマンガ

気になった方はぜひチェックしてみてください!