アメフト選手、試合後に相手チームを殴る→乱闘に発展。ネット「最悪な行為」と批判

    米アラバマ州で、大学アメフトの試合後、両チームの選手同士で乱闘が発生した。きっかけは、負けたチームの選手が、勝ったチームの選手の背後を殴打したことだった。

    米アラバマ州モービルで23日(現地時間)に行われた大学アメリカンフットボールの試合後、選手同士による乱闘が発生した。

    きっかけは、負けたチームの選手が、勝ったチームの選手を背後から襲ったことだった。

    観客が撮影した動画がこちら👇

    best angle i’ve seen yet, credit to south_alabamian on tik tok pic.twitter.com/2i6MbOYIeu

    — sean (@jagsfbguy) December 24, 2023
    Twitter: @jagsfbguy

    乱闘が発生したのは、試合後。動画には、勝利したサウス・アラバマ大学アメフト部の選手たちが、ブラスバンドの演奏を鑑賞する様子が映っている。

    その最中、敗北した東ミシガン大学の選手が背後から接近し、サウス・アラバマ大学の選手を殴打した。

    この行為が原因で、両チームが乱闘する騒ぎとなった。

    動画は400万回以上再生され、殴りかかった選手や学校の責任者に対し、批判の声が寄せられている。

    💬「最悪な行為」

    💬「彼はなんでこんなことしたの?」

    💬「ばかげてる…。関係者は全員、学校から追い出されるべきだ」

    💬「これを対処できないコーチ陣にも問題があると思う」

    一方で、現地のスポーツ解説者は、東ミシガン大の選手が殴りかかった原因は別にあると話す。

    試合前半で、殴られた選手が、乱闘のきっかけをつくった選手に対し、ラフプレーを行っていたと指摘した。

    Twitter: @Schultzycast

    相手選手に殴りかかった選手が通う東ミシガン大学は翌24日、現地メディアの取材に対し、声明を発表した。

    「昨夜の試合後に起こった乱闘事件における、我が校アメフト部の一部選手の行動を、私たちは強く非難します」

    「今回のできごとについて、私たちはひどく動揺し、とても恥ずかしく思います」

    「彼らの行為は、アメフト部での試合、普段の活動で定めている、高い誇りや基準、そしてフィールド内外での学生アスリートのスポーツマンシップ、模範的な行動に対する期待を無視するものです。今回の行為は、まったく容認できません」

    「東ミシガン大学の関係者、サウス・アラバマ大学のアメフト部とそのファンの方々に深くお詫び申し上げます」

    「私たちは、事件に関与した選手の行為について、慎重に調査しています。より多くの情報が集まり次第、適切な処置をとる予定です」