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「SNSで流行っているから…」はもう辞めよう。過剰消費を見つめ直す若者が増えている

TikTokで近年、「買わなくていいもの」を視聴者に伝える反インフルエンスがトレンドになっています。

TikTokを使うアメリカのZ世代の間で、近年「de-influence(=反インフルエンス)」がトレンドになっています。

TikTokで18万人のフォロワーをかかえるミッシェルさんは、反インフルエンスを主張する動画を投稿。動画は、80万回以上再生されました。

@michelleskdl

i could talk about things we don’t need all day (yes i am talking to myself) #deinfluencing #overconsumption

♬ original sound - michelle

動画の中でミッシェルさんは、過剰な宣伝を控える理由を次のように説明します。

「私には、浪費癖があります。認めるのは恥ずかしいですが、新しいものを買うのが好きなんです。『自分の生活がキラキラしていて、流行に乗っているな』と思えるからです」

「でも、私のように、過剰に物を買うことが、ストレス発散方法になっていると、自分のメンタルや地球環境に悪影響を及ぼすだけでなく、金欠になってしまう」

メギさんも、反インフルエンスを行うインフルエンサーのひとりです。

昨年12月に投稿し、90万回以上再生された動画でメギさんは、過剰消費をやめる決意を表明しました。

「先月、自分にこんな約束をした。『今持っている商品を使い切るまで、際限なく化粧品を買うのはやめる』って」

「過剰消費は、ここ1年であり得ないレベルになってしまった。特にTikTokや美容コミュニティが、このトレンドを主導している」

「私は化粧をするのが好き。だから、当然のように美容コミュニティに吸い込まれ、化粧品を過剰消費してしまった」


a sephora skincare haul; various lotions and oils are laid out in their packages on a marble counter

投稿には、メギさんを支持するコメントが多く寄せられました。

BuzzFeedは、メギさんに話を聞きました。メギさんは、「自分が買ったものを振り返る癖をつける」のが大切だと話します。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子