ガンを患った教師。最後の願いごとは「お葬式には花ではなく、文房具を持ってきて寄付して」

    「最後の最後まで、彼女は教師でした」

    タミー・ウォデル。30年間、ジョージア州で教師として務めた後、6月9日にガンでこの世を去った。

    タミーの最後の願い「私のお葬式には、参列者に、花ではなく、教材をつめたバックパックを持ってきて寄付してほしい」

    My cousin’s final request at her funeral was Backpacks full of supplies for needy students instead of flowers. A teacher to the end. @TeachersNet @edutopia @EdWeekTeacher https://t.co/eGig25tYwH

    彼女の希望通り、葬儀には多くの人がバックパックを持って出席。タミーのいとこであるブラッド・ジョンソンが、その様子を撮影し画像をTwitterに投稿。ツイートには、「最後の最後まで教師だった」というコメントをそえている。

    ブラッドは、BuzzFeedの取材でも「教材でもハグでも、それを必要とする生徒にいつも寄り添っていました。自分の花よりも、子どもたちの教材の方が必要性が高いと思ったんでしょうね」と、いとこのタミーについて語ってくれた。

    ブラッドのポストは、その後、米大手掲示板のRedditでシェア。800件以上ものコメント、10万件近いアップ投票(Redditでのいいね!のようなもの)が寄せられている。

    付き添い人として、バックパックを手にしたタミーの同僚教師100人が霊柩車までの列を作った。

    Honorary pallbearers... Teachers who had taught with her through the years...

    オンライン記帳サービスには、生徒たちからも、タミーを慕う声が多く届いている。

    ブラッドは言う「生涯を教育に捧げた彼女。最後の授業は世界中に影響を与えたと思います」

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan