日本の比じゃない! 入居条件が厳しすぎる国オーストラリア

    落ち着かない家。

    賃貸大国オーストラリア。

    オーストラリアでは、国民の約3分の1が賃貸住宅に住んでおり、その割合は増加傾向にある。

    持ち家ではなく賃貸なので、入居に関して大家さんから、あれこれ条件がある。しかし、中には、大家という立場を利用して不公平な内容の契約を提示される場合も。

    今まで耳にしたことがある非常識な入居条件を、オーストラリアの専門家デブ・ピッペンとマーティン・ベイカーに聞いてみた。

    1. 揚げ物禁止、蒸し物OK。

    室内での揚げ物禁止という張り紙。どうしても揚げ物したい時は、外に設置されているBBQ広場でやってくれだって。

    2. カオス禁止、パーティー禁止。

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    騒音を気にする大家さんの場合、ホームパーティーに厳しい場合も。

    3. 家族、友達の宿泊禁止。

    各州、各エリアで、借り手の住環境を最低限保障するルールがあり、家族や友達の宿泊禁止はこれに反することが多いという。

    つまり、厳密にはそんなルールは違法なはずなのに、無視していることになる。

    4. 入居後は、いかなる修繕費用も借り手が負担。

    これも本当は違法。ただ、借り手側が無知なことを利用して、契約書に盛り込む悪質大家さんもいるとか。

    5. 犬を飼ってもOK。ただし、24時間365日手綱につなぐこと。

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    動物好きの人にとって、オーストラリアで賃貸に住むのは難しい。動物関連で禁止事項を設けるのは法律的に問題がない。

    6. 庭に子どものおもちゃを置いてはいけない。

    子どものためにトランポリンを購入し庭においていた家族が、大家さんからメール通告をうけるというケースに遭遇。

    庭に子どもの遊具を置くのは契約違反。ただし、大家さんがここまで監視するのはプライバシー侵害であり、おもちゃ禁止は合法的ではない。

    7. 月1で調査。

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    合法的に、家の調査(メンテなど)を行えるのは年2回まで。

    住宅価格向上が社会問題にあるオーストラリアでは、賃貸せざるを得ない人々の足元を見たような契約内容も多い。実は、大家自身が法に無知なケースも。

    8. スーツケースを開ける場合は台所で。

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    スーツケースはキッチンであけること。さらに、旅行鞄や持って行った衣服はお湯で洗い、アイロンがけをするのを推奨。これは、シラミ対策として盛り込まれたよう。

    ちなみに、もしシラミが発生してしまった場合、駆除費用は借り手の持ちになる。

    9. 敷地内での車のタイヤ交換禁止。

    車の修理が禁止というルール。基本的なメンテナンスはして良いものの、バッテリー・タイヤ・オイルの交換はダメ。

    この条件を見た借り手は、「朝起きて車がパンクしてたら終わり。でも、そもそもガレージでタイヤ交換したとして、それがどうやって発覚するんだろう?」

    10. 貼ってはがせるテープすら禁止。

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    画鋲で穴をあけることなく、壁にポスターなどを飾ることができるオーストラリアの粘着剤BLU・TACK(ブル・タック)。

    貼ってはがせるタイプでも、大家から許可を得ないと使ってはいけない。

    11. コンロの上で、鍋やフライパンを引きずるの禁止。

    1回1回、持ち上げなければならない。

    近年オーストラリアの多くの州で、借り手側の権利を高める動きが高まっている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan