「ツ、ツラい…」
1. すべて私のせいにしないで…
「いつも繁盛しているレストランで、ホール兼バーテンダーやってます。料理がくるのが遅いとか、思ってたのと違うとか、すべてを私のせいにするお客さんにうんざりします」
「ステーキを頼めば、空いてる時でも提供には15分から20分はかかります。満席の混雑時ならその倍はかかって当たり前です」
「それなのに、料理を持っていくと『遅えよ。使えねーな』って顔されると本当に嫌な気持ちになります」
「時給とストレスの度合いが、つり合っていないと思います」
—匿名希望
2. ホールスタッフ、お客さんの顔覚えてますよ?
「特に、嫌なお客さんは忘れませんし、スタッフ間で情報共有しています」
—匿名希望
3. 注文に文句つけないで?
「注文に文句をつけまくったり、無理難題なカスタマイズを頼んだりすると、注文に添いつつも、テキトーなやつを提供されますよ」
「一度、バイト先のピザ屋でまかないのピザを頼んだときのこと。他のスタッフに『これ、あなたの注文だったの? 複雑すぎるオーダーだったからテキトーに作られてたよ』と言われました」
—匿名希望
4. リーダーシップ、対人スキル、臨機応変さ、体力……
「料理出すだけのホールの従業員=頭使わないという考え、間違ってます。めちゃくちゃ頭使います」
「お客さんの要求は予想がつかないこともあるので、マニュアル外の業務も多いです。
「臨機応変な対応、チームをまとめる力、対人スキル、体力とさまざまな能力が求められます。そのうえ、常に笑顔は当たり前」
「メンタルも体もボロボロになる重労働なんです」
—匿名希望
5. プライベートがない→職場恋愛も多い
「飲食業界にはドラマ、というか問題が山積みです」
「飲食業界は、一般的に賃金が安く、労働時間が長くてキツイ。同じ状況にいる人が同じ空間に集まれば、問題は起こります」
「勤務時間が長いからオフが充実せず、結果、職場内の色恋沙汰も多いです。マネージャーとアルバイト間の恋愛はよく起こりうるパターンで、少人数かつ長時間の職場だとそうなっちゃうんです」
「賃金が低くてお金に困っている人が多いので、数十円のことで喧嘩になるし、ズルする人もでてきます」
「プライベートの時間もほぼない、過酷な業界だと思います」
—匿名希望
6. 仕事を辞めないのは、充足感がたまらないから。
「一口に『飲食業界』と言っても、いろんな役職がありますよね」
「皿洗い、料理の下準備担当、シェフ、ホール長、ホールスタッフ、セールス…。ちなみに、私はバイヤー(食材の調達担当)でした」
「どの担当も同じなのは、人から感謝されることが少ない過酷労働だということ」
「それでもやるのは、仕事終わりの充足感がたまらないから。いろんなお客さんがいますけど、一日の終わりにはやりきったという満足感があります」
「ふと、明日も同じことの繰り返しかって思うこともありますけどね」
—匿名希望
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