注）本記事には、暴力に関する記述があります。寄せられた回答は、あくまでも個人の体験談です。
「子どもの頃に聞いて、何年もあとに本当だったと判明したウワサは？」
1. 大嫌いだった教師
「私が大嫌いだった先生に、妻を殺して逃げたとウワサがあった。遺体がなかったから起訴もされず、学校は彼を雇った」
「先生はどこか気味が悪く、生徒に暴力的で女嫌いだった。私が先生の話を聞かなかったのが気に食わなかったのか、机の中にあった私のスケッチブックを取り上げて、ぐちゃぐちゃにして投げ捨てたこともあった」
「なんとなく、ウワサは本当だろうと思っていた。その後、殺人は事実だったことが判明し、彼は最終的に有罪判決を受けた」
2. 隣人の地下室
「ウワサで、隣人の地下室には何かがあると言われていた。隣人が引っ越したとき、私と近所の子どもたちで、窓からその家に侵入することにした。みんなで地下室に行くと、浴室と思われる場所に、1体だけでなく、2体も腐敗した骸骨があった」
3. 遊んでいた公園
「私たちがサッカーをしていた公園は昔、墓地だった。私が生まれる何年も前に、棺を全部掘り出して移動させ、跡地に公園にしたのだとか。夜になると、少し不気味な公園だった」
「ある日、私たちが遊んでいる間に、公園の管理人が棺を見つけた。その後の州の調査で、さらに30個も見つかったという」
4. 校庭裏の森
「中学生のとき、2週間ほど怪しげな学校に転校することになった。校庭の裏には森があって、そこから常に強烈な悪臭が漂っていたから、誰も近寄らなかった。ウワサでは、刑務所から出所した殺人犯が、密かにその森で鹿やリスなどの動物を大量に殺していると。数週間後、私は別の学校に転校し、そのことはすっかり忘れていた」
「高校2年生になったとき、中学校が改築されることになった。森の中に新しい遊び場を作ることになったが、作業員が木々の整備をしていたところ、シカや鳥、アライグマやキツネなど何十匹もの動物の死体を発見したらしい。その後、改修工事は中止され、学校は永久に閉鎖された」
5. 稲妻のような傷跡
「地元にいた年上の男の子は、首の片側から体にかけて稲妻のような傷跡があった。近所の電線に物を投げつけていたウワサされていたが、事実だった。銅線を投げて感電したらしい。生きているだけで奇跡だよ」
6. 斧男
「子どもの頃、兄がウワサを広めた。近所の森に『斧男』がいると。子どもたちはみんな、怖がっていた」
「ある日、私たちがキックボールをして遊んでいると、パトカーと救急車がサイレンを鳴らしながら走ってきた。私たちが住んでいたところは、いつもはとても静かで、人里離れたところにあったのに」
「森に男が潜んでいたのは本当だった。数週間、隣人の女性を監視していたそう。兄は森に潜んでいる男を目撃していたんだ」
7. 校長先生
「私が高校に通っていた頃、他州から来たばかりの校長が殺人犯だというウワサが流れた。たいていの人は、単なるウワサ話だと聞き流していた」
「私が卒業して数年後、その校長が実際に殺人犯だったことが判明した。彼は妻を殺害したと疑われていたが、起訴するだけの証拠がなかった。最終的にDNA鑑定の結果、彼は逮捕された」
「最初のウワサがどうして広まったのかは、誰にも突き止められなかった。私は彼のかつての故郷の警察関係者が、誰かに密告したのではないかと思っている」
8. 校舎の下に住む男
「私の小学校では、校舎の下に男が住んでいて、野生動物を殺して食べているというウワサがあった。建物の下で何かを見たと言う人もいた」
「ある日、私たちが学校に行くと、警察が建物の下から寝袋やナイフ、動物の皮を取り出していた。男がいたことは事実だったけれど、彼がどうなったかはわからない」
9. 歩く男
「街中をうろうろする老人がいた。長い灰色のあごひげを生やし、いつも服はボロボロだった。『歩く男』とか『銀の弾丸』というあだ名がついていた」
「彼が亡くなる1年ほど前に、実はこの町でもっとも裕福な住人の1人だったことがわかった。地元の青少年プログラムや学校に、何百万ドルも寄付していたそうだ。男性はただ歩くのが好きで、服や車といった物質的なものに価値を置いていなかったんだ」
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳：アシュウェル英玲奈