水原希子さんが「また始まった。本当に失礼」と苦言 『美しい顔ランキング』に物申した

    モデルで女優の水原希子さんが、ルッキズム(Lookism)についての自身の思いをインスタグラムで明かしました。

    モデル・女優の水原希子さんが自身のインスタでルッキズム(Lookism)への思いを語りました。

    人を容姿や見た目で差別したり、偏見を持ったりする「ルッキズム(Lookism)」について、水原さんが、自身のインスタグラムのストーリーで意見を述べました。

    きっかけは「最も美しい顔ランキング2020」の投稿

    発端は、インスタグラム上で、日本の女優やモデルの女性たちを投票形式でランク付けする「最も美しい顔ランキング2020」の企画に、水原さんが無許可でノミネートされていたことでした。

    企画のインスタグラムページには、著名な女優やモデルの女性たちの顔写真が投稿され、閲覧者は誰でも、URLからノミネートできる仕組みになっています。

    水原さんはこれを受け、自身のインスタグラムのストーリーで、企画への批判とルッキズム(Lookism)への思いを投稿しました。

    「また始まった。最も美しい顔ランキング 本当に失礼だと思う」

    水原さんは、「2020年にこんなことやってるなんて狂ってる。そしてそれを取り上げるメディアもどうかと思う」と企画の趣旨に苦言を呈し、「勝手にノミネートされて勝手にジャッジされている方々にも失礼」と、企画の運営方法を批判しました。

    また、「自分が知らない間にルッキズム/外見主義(容姿によって人を判断すること)の助長に加わってしまっているかもしれないと思うと困る。見た目で人を判断するのは絶対違うと思うし、そもそも一番美しい人なんて選ぶことは不可能」と容姿だけで人を判断することを助長する恐れのあるこの企画に対して、批判的な意見を述べました。

    「私は心が美しい人が美しい人だと感じます」

    また、水原さんは「このランキングによって、偏った美の概念やステレオタイプな考えを広めて欲しくない。美の基準や定義なんて、物差しが違うから本当に様々」と人によって「美」の基準は異なるため、「見た目だけ」で人を判断することに疑問を投げかけました。

    最後に、「美しい人」とはどんな人か、自身の考え方を語っています。

    「いくら容姿を綺麗にしていても、人に優しくなかったり、意地悪な人は美しい人とは言えないと思うのです。私は心が美しい人が美しい人だと感じます」