日本列島の広範囲で猛威を振るった台風19号が、各地に甚大な被害をもたらしています。
子連れだし、災害時に避難するのは大変……
今回の台風でそう感じたお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか?
Twitter上では、実際に避難をした人たちの体験や学びが共有されています。
その中でも、子連れの視点で避難所での体験を漫画にまとめたお母さんのツイートが、7万6千リツイート、18万9千いいねを集め話題になっています。
2人の子どもを連れて、避難所へ。
早めに避難してよかったことは
1. 精神的安定
2. 避難所のいい場所が確保できる。
3. 必要な物を準備する時間がある。
4. 非常持ち出し袋に必要なものがわかる。
だったとのこと。
避難所に行かないとわからない、必需品を学びます。
特に大事なのは電源タップや延長コード!!
「もしかしたら危ないかも?」と思ったら避難所へ。
BuzzFeed Newsはこの漫画を描いたちーさんを取材しました。
4歳、0歳の兄弟の母で、普段から漫画を描いているちーさん。今回の台風19号で初めて避難所を利用したといいます。
以前は「被害が出てから行く場所」だと思っていた。
今回の台風19号以前、ちーさんは「避難所は、浸水・冠水や家の損壊など具体的な被害が出てから、もしくは避難指示が出てから行く場所という先入観があった」といいます。
「まだ被害が出ているわけでもないのに、避難所に行くなんて大げさかもと思っていました。避難勧告が出たときも、自宅のほうが快適だし、子連れだし、もうちょっと後になってからでいいんじゃないか……と『避難所に行かないでいい理由』が頭にたくさん浮かびました」
避難所に対して抵抗を持っている人は周りにもいたといいます。
「子どものいる友人は、通常時でさえ大変な外出・宿泊を、災害という非常時にすることにやはり抵抗があるようでした。避難の重要さを認識しつつも、最終的に被害がないのなら移動したくない…という様子でした」