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NASAでのスピーチに、女性科学者があえて「キラキラワンピ」を着た理由

科学者がキラキラして何が悪いの?

TEDX / Youth@NASA / Via youtube.com

科学者のリタ・J・キングが、スパンコールが散りばめられたドレスを着て、学生向けのNASAイベントで講演した。その時の写真が話題を集めている。

リタは、戦略コンサルファームScience Houseでビジネス開発担当部長をつとめる未来科学者。未来科学者とは、過去・現在のデータやトレンド、様々な事象を解析し、これからの世界を予想する仕事。ベストな未来を導くためにはどういった行動をとるべきかを解析している。

今回注目を集めたツイートの画像は、2011年11月にリタがTEDxYouth NASAのイベントで学生向けに講演したときのもの。このとき、リタは米国立航空宇宙研究所にて未来科学者として勤務していた。

BuzzFeed Newsの取材に対して、ドレスを着たのは、講演前日にコーディネーターからあるリクエストがあったからだと教えてくれた。

「女子生徒たちから、講演には何かキラキラ系のコーデで来てほしいというリクエストの手紙が届いたというんです。科学者もキラキラできると信じたいからって。キラキラな理系オタクを見てみたかったんでしょうね」

「1番キラキラしている服を選びました」というリタは、スパンコールのゴールドのドレスをチョイス。通常、NASAでの講演にスパンコールの服は着ていかないというが、このリクエストはとても重要に感じたという。

「みんなの声が届いてるよと伝えたかったんです」

Cleaning out my closet, I came across this gown and remembered the little girls who sent me a letter and asked me to wear something sparkly for a talk I gave at NASA so they could believe that scientists could also be sparkly.

「クローゼットの片付けをしていたら、このドレスがでてきた。小さな女の子たちからキラキラした服を着てきてほしいというリクエストをもらって、NASAの講演に着ていった服。科学者もキラキラできる」

ツイートは4万件以上のいいねが付いている。6000人近い人がこの話題に触れ、女性が少ない分野での女性の服装について議論をかわしている。

ピンク=ダメじゃない!

Twitter: @DanielleAlberti

「その通り! アンチピンクの流れは好きじゃない。女の子らしくあることは悪いことじゃない。女性らしさが男性が多い業界で働く足枷になってはいけないと思う!」


キラキラ or 科学者の二択はおかしい。

Twitter: @JoanaLoA

「キラキラ系か科学者のどちらかを選べというのがそもそもおかしい。「ラボで1日中その靴は疲れない?」ってよくハイヒール批判されていたことを思い出した。リップつけるもつけないも自由、自分がしたいようにできるのがベスト。」


固定概念をぶち壊せ!

Twitter: @constablewrites

「とても大切なことですよね。ときに、男性メインの職場で女性が成功するには、女らしさを捨てろなんて言われますけど、その固定概念を壊していかないと!」

8年前、講演のためにこのドレスを購入して以来、袖を通していなかった。

今回、クローゼットの大掃除で見つけ、ドレスにまだNASAのピンバッチがついていたことにリタ自身かなり驚いたという。

「ドレスがまだあったことにびっくりしました。リクエストに応えてよかった、女の子たちも喜んでくれたかなとあの日のことを思いだしました」

「多くの人からリアクションがあって、感激しています」とツイートへの大反響に驚くリタだが、拡散の背景には、女性にとって政治情勢や社会の風当たりが強い時代にある今というタイミングも影響したのではと考えているという。

「大胆かつ圧倒的にぶち壊してしまえるような何か、女子にリクエストされたからって果敢に悪びれることなくスパンコールのドレスを着れる何かにみなさん惹かれたのではないかなと。反応してくれた人が、女性には重要な役目があり、女性自身への責任があると考えてくれれば嬉しいです。キラキラ=真剣さが足りないなんてことはないんです」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan