お化けなんて、いないと思ってたのに…😭
1. 墓地の人影
私は、小さな田舎町出身です。
地元のバーから家に帰るには墓地の横を通るのがいちばんの近道で、ある日、夜中の1時頃、従兄弟と2人でその道を歩いて帰っていました。
話しながら歩いていたら、急に悪寒がしました。全身鳥肌。
お墓のほうをみると、白い半透明の影のようなものが…。
それは帽子をかぶった男性で、ポケットに手を突っ込み、僕のほうをじっと見ていることはわかったのですが、どうしてもその男性の顔や表情は見えませんでした。顔というものがなかった気がします。
従兄弟に「今何か見た?」と聞いたら無言で頷いたので、怖くなって2人でダッシュで家に帰りました。墓地横の道を抜ける直前、一瞬だけ振り返ると、白い影は道路の真ん中あたりにいました。
帰宅してからも、その夜はまったく眠れませんでした。
過呼吸気味で帰宅した僕を心配した父親が、翌日、現場を見に行きました。そこには、丸い石の真ん中に置かれた十字架があったそうです。
—marxnotkarl
2. 呪われた家
娘家族が家を買いました。引っ越しの手伝いに行ったのですが、なんとなく、ここでは絶対1人になりたくない気がしました。
娘には、私が何を怖がっているのかわかってもらえず、私自身もハッキリ説明できなかったのですが、とにかくなにか嫌なものを感じたんです。
数日泊まりましたが、最初の夜は寝ていると胸に何かが当たった気がしました。次の日は、何かが足元から這い上がってくる感覚がありました。
引っ越しの荷物を片付け、娘の大量のパンプスやサンダルはすべてシューズクローゼットに収納し、スーパーに買い出しに行き帰宅すると、玄関の真ん中に女性もののサンダルが置いてありました。
もちろん、私も娘もサンダルを出していません。
娘家族があの家から引っ越すまで、とにかく奇妙なことばかりだったんです。絶対何かいるんですよね、あの家に。
—匿名希望
3. 赤ちゃんと見えない何か
ワシントンD.C.の、とある古い一軒家に引っ越した時のこと。
最初は何も感じなかったのですが、生後数カ月の娘の様子が奇妙でした。
娘が子ども部屋で1人の時に、ベビーモニター越しに様子を見ると、何もないところや誰もいないところを見つめて、何か話しているようなのです。
娘が大きくなると、誰かに向かって抱っこをせがむ様子もありました。
まだ赤ちゃんの娘には何か見えているのかもと思うようになった頃、ある晩、私にも見えたんです。娘の部屋から廊下に出ていく、女性の影のようなものが、目の端にちらっと。慌ててそちらをみると、消えてしまったのですが…。
—匿名希望
4. 録音された「音」
心霊現象はいっさい信じない派でした。友達の心霊写真とか、ことごとくトリックを見破ってバカにしてたくらいです。
それでも、本当に仲のいい友人から怖い話を聞いているうちに、お化けは迷信で作り物だと決めつける前に、まずお化けはいないという証拠を集める努力くらいしてみようかな、と思うようになりました。
私がやったのは、電子機器を介して死後の世界とコミュニケーションをとるという「電子音声現象」を地元の墓地で録音できるか試してみること。とってもびっくりしたのですが、結論からいうとできてしまいました。
私の質問にリアルタイムで答える何かの声が録音できてしまったのです。ちなみに、録音に使ったのはスマホです。これ以来、私は心霊現象を信じる派に変わりました。
この世にはカーテンがかかっているところがあって、カーテンの裏にはこの世じゃない何かがあるんだと思います。心霊現象が何なのかを説明することはできませんが、録音したことで、それがあることは確信できました。
今でもたまにお化けなんていないって思うことはありますが、その度にスマホに録音した音声を聞いて、考えを改めています。だって、いるんですから。
—匿名希望
5. 最近亡くなった親戚のおじさん
2018年頃まで、お化けなんてまったく信じていなかったんですけどね。あの体験で、考え方が変わりました。祖母の家に遊びに行った夜、見たんです。
祖母と叔父と、家の裏のテラスでコーヒーを飲みながら雑談していました。祖母と叔父は、近所に住んでいて最近亡くなったという親戚のおじさんの話をしていました。
私は知らなかったのですが、とてもいい人で、1人暮らしの祖母を何かと気遣って遊びにきてはいろいろと手伝ってくれていたそうです。
おじさんの話を聞いていると、ふと誰かの視線を感じました。振り返ると、庭にあるファイヤーピットの横に、男性が立っているのが見えました。
見えたと言っても、下半身と奇妙に開かれた指先だけ。ファイヤーピットから上がる煙で上半身や顔は隠れて見えませんでした。
白いロンTと、ライトブルーのショートパンツに、足元はサンダル。男性の姿が見えたのは10秒ほど……いや、もっと短かったのかもしれません。
祖母に今見た男性の姿を伝えると、驚いた顔をして、それは親戚のおじさんだと言いました。男性のロンTとショートパンツとサンダルは、おじさんが死んだときの格好とまったく同じだったそう。
あの夜以来、霊的なものを信じるようになりました。
—匿名希望
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