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セルライトを憎む私が、セルライトを愛そうとした努力とその結果

セルライトは「ノーマル」なんですよ。

あなたにもセルライトがあるのなら、98%の女性の1人ということ。つまり、おめでとう!あなたはめっちゃ「ノーマル」ってことです。

Google / Via g.co

上が「ノーマル」の状態だって。セルライトだってノーマルだよ!(ALSO NOMAL!)って書き加えちゃった、えへへ。

でも今の世の中、雑誌は「ちょっと!あなたの体ってサイアク!」って毎日訴えてくる。まったく「ノーマル」な気がしないですよね。

Star Magazine
National Enquirer

みんな知っておいて。「ダメなお尻」なんてこの世に存在しない。お尻はみんないいお尻。

しかもアメリカのメイヨー・クリニックのような有名医療機関がセルライトを「病気」で「恥ずかしい」なんて書いた日には、まったくもって助けになんてなりません。

Mayo Clinic / Via mayoclinic.org

「セルライトは、太ももや腰回り、お尻、お腹にある、でこぼこの凹凸(おうとつ)になったお肉のことです。思春期から大人の女性にもっともよく見られます。深刻な病気というわけではありませんが、セルライトで恥ずかしい思いをするかもしれません」(メイヨー・クリニックのホームページから)

イエス、それはホント。でもノー、病気じゃありません。

特定の体脂肪はダメな脂肪、と私たちは思い込まされています。

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「セルライトは恥ずかしいもの」という「セルライト・シェイミング」を常に受けています……周りの人からも、自分からも。

大人になってからずっとセルライトと共に人生を歩んできた者として私は、思い切って、セルライトを愛せるようになるという使命を果たすことにしました。

大人になってからほぼいつも、私はロングスカートやパンツ、長袖の下に体を隠し続けてきました。たとえそのせいで、真夏の暑い時にめちゃくちゃ汗をかくことになっても。

BuzzFeed
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不自然に修正された女性の写真を見せられ続け、ボディ・シェイミング(体型の侮辱)にずっとさらされ続けてきたから、私の人生はここまでひどくなっちゃったんです。

それから、服のサイズもサイズ6からサイズ16(日本の9号から19号に相当)にいろいろ変化してきました。

けど…びっくり!体重が減ってもセルライトはなくなりません。

でも最近、気づいたことがありました。セルライトを隠すことは、単に「女性は自分の体を恥じるべき」という考え方を助長するだけだって。

なので、「もうどうにでもなれっ💢」って言って、私にとってもっとも恐ろしいことに直面することにしました。

つまり、世間の皆さんに思い切りセルライトを見せること。以下は、その記録です。

「セルライト見せ」の初日はめちゃくちゃつらかった。仕事にはこの洋服を着て行ったのですが、太ももを見下ろすたびに、涙腺が崩壊しそうになりました。

でもこの日の夜、あるファッション・パーティに行きました。部屋いっぱいの人、しかも一般的にはセルライトをダメなものだと捉えている人たちに向かって、私のセルライトを見せびらかしたわけなのですが、不思議と、まるでファッション業界全体に向かって「中指を立てている」ような気がして、気分がものすごく上がっちゃった。

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自分をさらけ出すときの最初のショックを乗り越えてしまったら、他の女性から「あなたって私のヒーローだわ!」みたいなコメントをもらうようになりました。

それから人生で初めて、がんばって続けるための勇気を持てたような気持ちになりました。というのも正直言って、 私がこのプロジェクトをやり遂げたことで、たとえたった1人だけでも、セルライトについて少しだけ心が軽くなったという人がいるのなら、すべて報われるから

翌日、週末の超混雑したショッピングモールを──人生で初めて──短パンで歩くことにしました。

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でもお店の中で不安発作を起こしちゃった。そしてその後、むちゃくちゃ腹が立ったし、敗北感を抱きました。

だってもしかしたら、この経験を終えるまでに、自分を愛することを学べない可能性がとっても大きいということだから。

この2枚の写真は当初、光の当たり方の違いでセルライトがまったく別物に見えるってことを見せるために撮りました。

でも正直言って、この写真から、午前と午後の感情の変化がむちゃくちゃ分かります。

自分のセルライトを受け入れられる気分になる(たとえそれがたった1分か2分でも)たびに、鏡の中に自分の太ももが一瞬映って、すぐにまた、不快で、こんなにさらけ出してしまったという不安な気持ちに戻ってしまいました。

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落ち着いているように見えますが、頭の中では脳みそが、世界の皆さんにダメなものを見せているって叫び続けていました。

セルライトはまた、光によっても見え方がまったく違います。この時間には、あまりにも「丸見え」。

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だからつい、ポストイットに「ノーマル」と「こっちもノーマル」と書いて太ももに貼らないとやっていけませんでした。

こうすれば、下を見るたびに、自己嫌悪にならずにこれは普通だよって思い出すことができるから。

ショッピング・モールでのつらい1日の後、もうやめたいと思いました。そこで、なぜこんなことをしてるんだっけ、と時間を取って改めて考えてみました。

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それで、このプロジェクトそのものは、私よりももっと大きな存在であることに気づきました。

98%の女性が抱えているにも関わらず非難されているセルライトを、ノーマルなものにするということでした。なので、ここでやめるわけにはいきませんでした。

代わりに、さらに一歩進めて、私が世界でもっとも忌み嫌うアクティビティ──人前でのランニング──をすることにしました。

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女性は、ちゃんと服を着て街を歩いていても男性にモノ扱いされるし、嫌がらせもされます。なので、太ももを出してランニングしているというのは、本当に私にとってサイアクの悪夢でした。

顔がめちゃくちゃ赤くなるし、太ももはぶつかり合って何度かパチパチと音を立てちゃうし(いやでも正直、私設応援団みたいで嬉しいけど笑)。でも走り終わる頃には、なんだか素晴らしいことが起こりました。もうどうでもよくなっちゃったの。

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誰からも何も言われなかったし、私は死にもしなかった。

正直言うと、自分のかっこ悪いランニング・フォーム(反論は受け付けません)のことで頭がいっぱいで、太ももがどんな状態になっているかなんて考える暇がなかったのです。人生で初めて、自由を感じました。

実は、こんなに長い間、自分の体を自分がどう感じるかについて、他の人に決定権を握らせていたんだって考えたら腹が立ってきました。

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なのでさらに次のレベルへ進めて、海岸沿いの遊歩道で、服を着ている知らない人たちがたくさんいる隣で、ビキニ姿をお見せすることにしました。

知らない人たちの横を水着でウロウロ歩くのが微妙じゃないわけはないんだけど、でも、セルライトをまったく気にしないでいられるって、むっちゃ快感でしたよ。

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私のセルライトが嫌だという人がいるなら、それはその人たちの問題であって、私の問題じゃない。こんなことに気づくまでにこんなに時間がかかっちゃった。

私は、この体を変えることはできないの。

ぶっちゃけ、これまでの人生ずっと受けてきたダメージをたった数日でなくすことはできません。それでも、私にとってこれは大きな前進です。自分を誇りに思います。

私はまだ、「自分を愛する」という道を歩み始めたばかり。

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でも、みんなが「自分を愛する」ことができるか否かは、みんな次第。

自分の体を隠さないで。写真からトリミングしちゃわないで。フィルターでごまかさないで。

めちゃくちゃリアルになろう。私たちみんなのためになるから。

それからね、もしリアルな女性の体が嫌だと言う人がいたら、放っておけばいいんだよ。

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昨日も、きょうも、これからも。ずっと付き合う「からだ」のことだから、みんなで悩みを分け合えたら、毎日がもっと楽しくなるかもしれない。

明日もがんばる私たちへ。BuzzFeed Japanでは性や健康について考え、「男らしさ」や「女らしさ」を超えて、自分らしく生きる人を応援するコンテンツを届けていきます。

10月1日から10月11日の国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)まで、こちらのページで特集を実施します。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan