1. 苦労して稼いだお金をはたいて新しい夏用のファンデーションを買っても次の夏までに使えなくなっているから。
2. ウォータープルーフの化粧品は純白のウェディングドレスにこぼした赤ワインの染みよりも落としにくいものだから。
3. パウダーファンデを厚く塗れば肌がサラッとした状態を維持できると思いつき、みんなが自分の厚塗りに気付かないようにひたすら祈ることになるから。
Vogue: Don't use too much powder highlight Me:
4. その上からアイライナーを完璧に引いて……流れ落ちる汗のせいで15秒後には崩れ落ち、見事なアライグマ顔が完成するから。

5. 5月の終わりごろから9月の半ばまで、ミラーボールのごとく光を放つことになるから。
6. 化粧ポーチのなかから完全に溶けた口紅を取り出すハメになるから。

7. 外に出て2分間でも日差しを浴びようものなら、顔面が溶け落ちるような感覚に襲われるから。

8. ちょっと目の周りをこすっただけで、メイクも顔もぶち壊しになるから。

9. 鼻パッドの跡でメイクを台無しにするほどサングラスをかける必要があるのか、ずっと悩み続けないといけないから。

10. 夏のあいだは唇も「親友」を手放せないので、リップメイクも台無しになっちゃう。 唇の親友、それはワセリン。

11. 汗をかいているときのメイク直しは、シャワーを浴びて顔をきれいに洗って最初から化粧をやり直すよりもずっと難しいから。

12. 髪を直すのは最悪。真夏のドライヤーとかもう…。

13. とりわけひどいのが、外出先で半分でもまともな格好をしようとすると、午後9時半以降の予定にしか、うんと言えなくなるから。
