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寝室にいた父を見て、なぜか違和感を覚えた私。「お父さん、どこ?」と叫ぶと…

「身の回りに起きた不可解な現象は?」世界のBuzzFeed読者に聞きました。寄せられた回答をご紹介します🎤

怖い話、あなたは好きですか?

1. 『ラララ』

「ある夜の話です。深夜2時ごろ、夫と私が寝ていると、どこからか『ラララ』と、子どもの歌声が聞こえました」

「私は夫に『息子が起きている。リビングにいるから、息子の部屋に連れて行ってあげて』と伝えました」

「すると、夫が目を覚まして『息子は私の隣で寝ている。子どもの不気味な歌声が聞こえたから。君を起こしたくなかったんだ』と」

「しばらくして、また『ラララ』と聞こえたかと思うと、音は消えたんです」

「数年後、ネットでこの話を投稿したところ、大きくバズりました。その地域に住む多くの人から返信があり、みんなその歌声を聞いたことがあると…。中には、男の子を見たという人までいました」

ー匿名希望

2. キャンピングカー

「キャンピングカーに引っ越したのですが、そこで何度も超常現象に出くわしました」

「ときどき外でタバコを吸うのですが、子どもがドタバタと走る音が、車の中から聞こえてきたことがあります」

「まだ小さいうちの息子は車内にいました。確認すると、すやすや眠っています。おかしいなと思いました」

「数カ月後、息子が寝室で寝たくないと言い出したり、息子を風呂に入れているのに、走る音ともに床が揺れたり、不思議なことが起きていました」

「ある日、寝室で昼寝をしている息子のおもちゃが、突然鳴り出しました」

「電池を取り出したのですが、あるおもちゃだけ、電池なしで鳴り続けたんです」

「あとで分かったことですが、引っ越してきたキャンピングカーでは以前、子どもが事故死していました」

ー匿名希望

3. 画面に映る頭

「まだできたばかりの、ホラーをテーマにした脱出ゲーム施設で働いていました」 

「施設内には、すべての部屋に監視カメラが設置されていました。お客さんの進捗状況や、何かの不具合や破損がないか確認するためです」

「ある夜のことでした。同僚と監視モニターを確認していたとき、画面の下のほうに、誰かの頭のようなものが映りこみました」

「明るい髪色の頭部の人で、じっと座っていました。カメラに映る範囲の1/3を、さえぎっていたと思います」

「その部屋には、お客さんはいません。他のお客さんも別の部屋にいたので、ありえないんです」

「カメラは天井の隅に取り付けられていて、誰も手が届きませんでした。3メートル以上高い場所にあるんです。だから、カメラの1/3もさえぎっていたら、すぐに気づくはずです」

「その後、館内にいた他のお客さんが脱出し、その場を一瞬だけ離れました」

「その後すぐにモニターの部屋に戻ってきましたが、もう画面には、あの頭部は映っていなかったんです」

「超ビビりましたし、説明がつかないできごとでした」

ー匿名希望

4. 停電

「子どものころに住んでいた家でのできごとです」

「私は暗闇が苦手なので、いつも電気をつけながら寝ていました。その日も、電気をつけたまま、ベッドで寝ていました」

「すると突然、電気が消えたんです。そのまま横になって寝ていると、突然、冷たい手が私のほおに触れました」

「そして耳元で男の声で、『触ったのはどっちだ?』とささやかれたんです」

「ベッドから飛び起き、部屋を出ようとしました。すると、普通ならあるはずのドアノブがないんです。頭上にある照明のスイッチもありません」

「なんとかドアを開けると、何か物理的な力で押し戻されるような感じがしました。部屋からまったく出られなかったんです」

「私は壁をたたき、助けを呼びました。祖父が懐中電灯を持って助けにきてくれましたが、異常は何もなかったそうです」

「あとで分かったことですが、停電していたのは私の部屋だけ…。家のどこにも異常はなかったというんです」

ー匿名希望

5. パパ…?

「私が7歳のとき、2階建ての家に住んでいたころの話です」

「2階にある両親の寝室を通ったとき、父は前かがみの体勢で、靴ひもを結んでいました」

「父は私のほうに顔を向けました。でもなぜか違和感を覚え、私は立ち止まりました」

「父の名前を呼び、どこにいるのかと尋ねると、2階にいるはずの父が『1階の書斎でテレビを見てるよ』と答えます」

「この話は何度思い返しても、いまだに科学的に証明できません」

ー匿名希望

6. 正夢

「中学生のころ、とてもリアルな夢を見たことがあります」

「夢の中で私は目を覚まし、今住んでいる家の2階から1階に降りていきます」

「階段の途中に父がいて、『母が体調を崩して休んでいるから、静かにするように』と話しかけてきました。父いわく、母は夜勤中に具合が悪くなり、父が迎えに行ったのだといいます」

「階段を降りて1階に行くと、リビングでは、母が休んでいました。そのシーンは、細部まで鮮明に記憶しています。母が飲んでいた紅茶、毛布、リクライニングチェアなど…」

「まず、母が体調を崩すことはめったにないので、変にリアルな夢だと思っていたんです」

「直後、私は目を覚ましました。時間は午前6時ごろだったと思います。なぜかそのとき、1階を見に行くべきだと直感したのです」

「すると、さっき夢で起きたことがすべて現実になりました。夢の中に登場した小物まで、完ぺきだったんです」

「信じてもらえないと思ったので、誰にもこの話は打ち明けていません。このできごとのあと、しばらくは夢を見るのが怖くなりました」

ー匿名希望

7. 母の形見

「これは、2022年7月の話です。昨年12月、私は母を亡くしました」

「私たちは離れて住む兄に会うため、子どもたちを連れて、車で旅行をしていました。母の形見であるダイヤモンドの指輪をはめて、家を出ました」

「兄のいる街では、私たちはホテルに泊まっていました。しかし最終日、指輪がないことに気づいたんです」

「兄の家にも訪ねたので、ホテル、兄の家ともに何度も探しました。でも見つかりません」

「探しているとき、母がよく口にしていた言葉が、頭の中に何度も浮かんできました。『なくしてないから大丈夫。どこかに置きわすれただけ』と」

「結局、見つからないまま帰宅しました。ですが数カ月後、指輪は、私の家の目の間の道路にポツンと現れたのです。まるでそっと置いてあったかのように…」

「このできごとをよく思い出すのですが、笑顔になれます。母が持ってきてくれたんだろうなぁ…と思えますから」

ー匿名希望

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島 海人