アメリカのネット掲示板Redditに寄せられた説明できない奇妙な体験談。不思議と心が温まるお話を集めてみました🔍

1. ピカピカ光る
娘を寝かしつけるため、絵本を読んでいました。その絵本は、2019年に乳がんで他界した私の親友が娘にプレゼントしてくれたもの。娘をとても可愛がってくれ、娘も彼女のことが大好きでした。
本を読みながら娘と親友の話をしていると、娘が天井につけている星のライトがピカピカっと光りました。光は数パターン設定できるのですが、その時の光はレインボーモード。
寝る前だったのでライトを消そうと起き上がると…、コンセントにささってなかったんです。あぁ、親友がライトを使って話しかけてきたんだとピンときました。
親友は虹が好きでした。親友は死んだら近くで見守っているねと言っていたんです。以来、今でも時々コンセントにさしていないライトがたまに光ることがありますが、なんだか元気がでます。
2. もう1回会いたい
ある日、夜中の3時にふと目が覚めました。目が覚めたのは、猫がベッドに飛び乗って私の足の間にうずくまって眠る気配を感じたから。
私が5歳の頃から、うちの猫は毎晩こうして私と一緒に眠っていました。が、問題は、私の実家は西海岸で、当時私はボストンでひとり暮らしをしていたということ。
すごく馴染みのある猫が足の間でうずくまる感覚、でも、実家の猫がそこにいるはずはないし…。
翌朝、実家から電話があり、昨夜猫が死んだと聞きました。猫が死んだのは、ちょうど猫の気配を感じたあの時間帯。
天国に行く前に、ボストンまで最後に会いに来てくれたのかな。

3. 後ろのおばあちゃん
家族から聞いた話。小さい頃、私はよく熱をだしていました。薬を飲んでも効き目はなく、熱の原因も不明。
ある日、母と散歩していると、見ず知らずの人が「お子さん、よく体調くずしませんか? お子さんの後ろにいるおばあさんって誰なのかしら?」と話しかけてきました。
私の後には誰もいません。その人が言うおばあさんの風貌は、他界した私の父方の祖母にそっくり。
その人いわく、父から祖母に然るべき場所に帰るように言ってもらえば大丈夫だと。その後、まったく熱を出さなくなりました。
4. 秘密のメッセージ
友達のサラの話。クラブで泥酔して踊りまくっていたら、隣にいた全く知らない男性に、どうしても「足をケガした」って言いたくなったそう。
本当はケガなんてしてないのに、その男の顔を見ていたらどうしてもケガしたと伝えたい衝動が湧き上がってきた、と。
しばらくしても言いたい気持ちがおさまらず、ついにその男に近づき「すみません、キモイって思うかもしれないけど、どうしても言いたいことがあって。足をケガしたんです。どうしても足をケガしたってあなたに言いたくて…」
その男の人、それを聞くと泣き出したそうです。なんでも、最近、父親が亡くなったそう。
昔から「もし本当にあの世があったら、お前だけにわかるメッセージをあっちから送るよ」と話していたそう。父と息子が決めていた「お前だけにわかるメッセージ」が「足をケガした」だったんだって。
5. 今までありがと!
16歳の頃、生まれ育った家から新しい家に引っ越すことになりました。
荷造りをしながら、家族みんな、これが懐かしい、あれも懐かしいといろんな話をしていました。
話の流れで、小さい頃、1人になりたいときによくこもっていた階段下の物置に久しぶりに行ってみることにしました。
階段下の大きな物置、奥の方は天井が低くなっていました。古いぬいぐるみやブランケットが置いてあり、その上でちょっとゴロゴロ。すると、ゆっくりしたかすれ声で「君といるとハッピーだよ。だーいすき」と。
びっくりして物置を飛び出し(ドア壊しちゃった)、パニックで真っ青な顔をして家族に声がした!と説明。
再び、家族と一緒に物置を見に行ってみると、ブランケットの下に3歳の頃いつも一緒に遊んでいたクマのぬいぐるみがありました。
お腹のボタンを押すとしゃべるクマ。これがしゃべったのかとボタンを押しましたが、もう音は出ませんでした。
久しぶりに会った僕に、クマは最後の力を振り絞って、今までありがとうと伝えてくれたのかな。僕も楽しかったよ!
6. 父のイタズラ
父が他界して数日後の夜、寝室のプリンターが勝手に「ハローお父さん!」と印刷。繰り返し繰り返し「ハローお父さん!」とプリントし続けるプリンター。
コンセントを引っこ抜いて、ようやくプリンターは止まりました。パソコンはついていなかったし、そもそもネットワークに接続していないプリンター。
奇妙な出来事ですが、きっと父の最後のイタズラだったのだろうと妻とは話しています。
が、やっぱり奇妙なので思い出すたびにしばらくゾっとしていました。

7. どこかへ行くおじいちゃん
3歳の時、おじいちゃんおばあちゃんと家族みんなで、日曜日にドライブに行ったことがありました。
おじいちゃんが助手席に座って、僕はその後に座っていました。すると、おじいちゃんが急に倒れ、そのまま発作を起こして亡くなりました。
両親は大慌てで僕と妹を車からおろしたところで、おじいちゃんが通りを歩いているのが見えたんです。おじいちゃんはスーツを着た男の人たちと歩いていました。
ついさっき、車で倒れたときと同じグレーのセーターを着ていました。歩いていくおじいちゃんの姿におかしな様子はなく、逆にさっき通りを歩いていたんからおじいちゃんは死んでいないと思えました。
その後、家におじいちゃんの担当医がやってきて、死亡を確認。おじいちゃんは死んでいないと言う僕に、その医者は親切に説明してくれました。
おじいちゃんが通りを歩いていたという僕の話を唯一まじめに聞いてくれた大人は、その医者だけでした。
「一緒にいた男の人は天使じゃないかな?」という彼の説明に妙に納得したのを覚えています。
今でも、通りを歩いてたおじいちゃんの姿を鮮明に思い出します。
たまたま似た服を着ていた人がいた、という両親の説明には無理があると思います。だって、似た格好じゃなくてまったく同じ格好だったんですから。
あれは絶対おじいちゃんでした。
8. オバケの道案内
テキサス州で彼女と夜中にドライブ中、道に迷いました。
砂漠地帯で、人も車も見えずちょっと不安に。とりあえず角を曲がってみようとハンドルを切ると、その角に人が1人立っていたのが見えました。
その時、耳元から男性の優しい声がして「道、逆走してるよ」と。
気がつけば、確かに一方通行の道だったのですぐにUターン。そのまま少し走ると、探していた高速の入り口が見えてほっとしました。
助手席の彼女に「さっきの声、聞いた?」と聞いてみると、彼女は号泣。彼女も聞こえたけど、幻聴だと思って1人パニックになってしまったそうです。
9. オバケのプライド
寝る前にベッドでパソコンをいじっていた時、あるウェブサイトのコメント欄に、「オバケは怖くないし、信じてもない」と書き込みました。
パソコンの電源を切って、ベッド横に置いて寝ました。
翌朝、ラップトップを開くと画面がオンになりません。
持ってみるとなぜかいつもより軽い。故障?と思いつつあれこれ確認すると、バッテリーが外れていました。
外されたバッテリーはキッチンのカウンターの上に。私は一人暮らしだし、夢遊病でもありません。
書き込みでオバケ怒らせちゃったのかなぁ…?
投稿は読みやすさのために編集してあります。
サムネイル/Getty Images
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan