『イカゲーム』にまさかのミス。「あの名刺」の番号が実在→イタズラ電話の被害が続々

    現在、該当シーンは編集されています。番号露出の問題は韓国の国会でも取り上げられ、損害賠償の可能性もあるとされています。

    Netflixの韓国ドラマ『イカゲーム』 が世界的な大ヒットを記録しています。

    配信されている90カ国で、試聴ランキング1位に輝きました。

    そんな『イカゲーム』ですが、作中のとあるミスが判明してしまいました。

    めんこ勝負をしたあと、ゲームの参加候補者達に渡されるこちらの名刺…

    連絡先として記載されている電話番号が、携帯電話で実際に使われている番号だったのです。

    そのまま『イカゲーム』配信がスタート。電話の持ち主は、昼夜を問わず「イタズラ電話やテキストメッセージの大洪水」に見舞われたと、韓国芸能ニュースサイトKoreabooに語りました。

    「日常生活に支障をきたすレベルで、24時間、延々と電話がかかってきたりメッセージが送られてきたりしています。この番号は10年以上使っているものなので、かなり驚いています」

    携帯電話には、まだ削除しなければならない番号が4000件以上も残っているそうです。加えて昼夜問わず連絡があったせいでバッテリーの消耗が激しく、電源が落ちてしまうこともしばしば…。

    1桁だけ違う番号の携帯電話を持っていた人物にも、同様の被害がありました。

    Netflixは「電話番号の所有者にこれ以上の混乱が生じないよう、現在この問題の解決に取り組んでいます」と声明で述べています。

    10月13日には韓国の国会でこの問題が議題にあがり、損害賠償の可能性も示唆されました。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子