イギリスのウィリアムとヘンリー両英王子が、8月のダイアナ元妃の死去から20年を前に、プライベートな写真を公開した。
二人の王子は、イギリスで放映予定のテレビのドキュメンタリー番組の取材で、母親の思い出を語った。
ハリー王子は母について、「これまでは、まだ冷静に話せる段階になかった」と話し、「今でもだけれど」と付け加えた。
ハリー王子は母は「本当に子供っぽい人」で、「今でも母の笑い声が耳に残っている」と話した。
「母は、僕がサッカーをしているところにやってきて、靴下の中にさっとお菓子を忍ばせてくれることもありました」
ダイアナ元妃とウィリアム王子の写真。お腹の中にはハリー王子がいる。
王子たちと、母との最後の会話は、二人が遊びに夢中になっている時だった。当時15歳と12歳だったウィリアム王子とハリー王子は、遊びに戻りたくて、母からの電話を早く終わらせようとしてしまったという。
ウィリアム王子は「その後起きることをわかっていたら、早く切ろうなんて思わなかったのに」と語った。
ハリー王子も、「今振り返ってみるとすごくつらい」と後悔の念をにじませた。「今後の人生ずっとこの苦しみと向き合わないといけなくなったわけですから。あれで母と話すのが最後になるなんて、思いもしなかった。あの夜、母が命を落とすと知っていたなら、どんな会話をしただろうか、と思います」
この記事は英語から翻訳・編集しました。