YouTube動画をもっと多くの人に見てもらいたい——。悪ふざけを撮影していたカップルに悲劇が襲った。
二人はYouTube動画を制作していた。ルイーズさんが持つ本をペレズ被告が撃つというスタントだ。ルイーズさんは本が銃弾を止めると思ったという。
ペレス被告は3月、YouTubeチャンネル「ラ・モナリサ」を開設した。
事件の直前、ペレズ被告はこんなツイートをしていた。「私とペドロはとっても危険な動画を撮影するかも😳😳 彼のアイデアで、私のじゃない🙈」
ルイーズさんは撮影用GoProを車に、別のカメラをハシゴに設置。別の本で貫通しないことを見せた。「しばらく」かかって、ペレズ被告に撃つことを「説得」したという。
ルイーズさんが胸のところに本を抱え、それをペレズ被告が30センチほどの距離から撃った。0.50口径のデザートイーグルという自動拳銃だった。
3歳の長女も撮影を見ていた。
ペレズ被告は28日、第二級殺人罪で起訴された。最大で10年の懲役、または2万ドル(約225万円)の罰金、またはその両方が科されることになる。
「もっと多くの人に見てもらいたいから」。地元テレビのインタビューに対して、おばが、死亡したルイーズさんからこんな撮影動機を聞いたと打ち明けている。
「ペドロが家にいて本当に嬉しい。毎晩、帰ってくるのが楽しみ」。先週撮影したYouTube動画にペレズ被告はこんな言葉を残している。
被告は妊娠中
この動画で妊娠25週であり、ルイーズさんが家にいることは「恵まれている」とも話していた。息子が生まれる予定の9月にも家にいてくれることを楽しみにしていると笑顔を見せる。
「赤ちゃんの名前を決めたんです。ペドロと名付けます」
父と同じ名前。だが、その父はこの世を去った。
この記事は英語から編集しました。