テイラー・スウィフトの3年ぶりの新曲「Look What You Made Me Do」のPVが8月27日(現地時間)、公開されました。
これまでも何かと物議を醸してきたテイラーですが、今回のPVは、色んな意味で、キレッキレなんです。
演奏中の本編にも細かすぎるくらい工夫が凝らされていますが、注目したいのは最後の40秒間。
例えば、「ビッチ」という言葉に過剰に反応するゾンビテイラー。
全ての始まりは、2009年のMTV Video Music Award。まだテイラーが19歳だったころに遡ります。
その後、和解したとの報道もありましたが、2016年7月に発表されたカニエの新曲がきっかけで、二人の関係は再び悪化。
当然、この歌詞や演出について事前に承諾を得た、得ていないで、またもめました。その戦いには、カニエの妻キム・カーダシアンも参戦。
侮辱されたと主張したテイラーに対し、カニエはPV公開前に電話で了承を得たと主張。妻のキムはその証拠として、カニエとテイラーの通話の様子を、自身のSnapChatに投稿しました。
その結果、インターネットでは、テイラーに対して「嘘つき」や「被害者ぶっている」という声が続出。しかし、テイラーは「有名にした」という部分にだけ承諾したと反論しました。
発表前から話題になっていた今回の新曲。実は新曲の発表前にテイラーが投稿していた「ヘビ」も、この因縁のバトルの象徴だと言われています。
英語で「嫌なやつ」などの意味があるヘビ。昨年7月の「ヘビの日」には、キム・カーダシアンがヘビの絵文字を大量に投稿し、テイラーへの挑戦だとしてゴシップをざわつかせました。
PVの最後には、カニエに妨害された2009年のVMAアワードの時の姿をしたテイラーが登場。
3年ぶりの新曲に、世の中の人が持っている自分のイメージを詰め込んだテイラー。これが、彼女なりの声の上げ方?
この記事は英語から翻訳されました。