「水曜どうでしょう」新作ついに完成、10月に先行公開 HTBが発表

    北海道テレビは9月3日、同局の人気番組「水曜どうでしょう」の新作が完成したと発表した。10月に札幌で開催されるイベント「水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO 2019」と、全国の映画館で上映される「ライブ・ビューイング」で先行公開される。

    北海道テレビは9月3日、同局の人気番組「水曜どうでしょう」の新作が完成したと発表した。10月に札幌で開催されるイベント「水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO 2019」と、全国の映画館で上映される「ライブ・ビューイング」で先行公開される。

    「水曜どうでしょう祭」とは

    「水曜どうでしょう祭」は、HTBが主催する番組ファンの交流イベント。これまでに2005年と2013年の2回開催されている。

    初回は1万1000人、2回目は5万人超と全国から「どうでしょう藩士(ファンの通称)」が来場。いずれも1972年札幌オリンピックの会場となった真駒内(まこまない)で開催された。

    過去には大泉洋と「ミスター」こと鈴井貴之の出演者や藤村忠寿、嬉野雅道両ディレクターの制作陣によるトークショー、主題歌「1/6の夢旅人2002」を歌う樋口了一のライブなど、アーティストたちによるステージイベントなどが催された。

    今回は樋口了一のほか、「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌で知られる高橋洋子、打首獄門同好会、黒色すみれなど多彩なアーティストが出演する

    高まっていた「新作」への期待

    今回の新作は、前作「初めてのアフリカ」以来6年ぶり。前作は2013年のどうでしょう祭の会場で先行放映され、大いに盛り上がった。

    そのため、今回も「新作」について何らかの発表があるのではないかと注目が集まっていた。

    新作をめぐっては、2016~17年にかけてミスターやディレクター陣が公式サイトやSNS、イベントの場で撮影開始を匂わせる発言をしており、その動向をめぐって様々な憶測や期待が集まっていた

    現時点で新作の「完成」は発表されたが、企画内容や放映日などは発表されていない。

    番組開始から23年、当時20代だった大泉は46歳、ミスターは57歳、藤村Dは54歳、嬉野Dは還暦を迎えた

    ディレクター陣は、これまでにBuzzFeed Japanのインタビューで「まあ、今年はやるだろうね。放送しないとねぇ、さすがに…」(藤村D)、「“やるやる”って言ってから。2年越しですからね(笑)」(嬉野D)と語っている。

    「新作」の先行公開を見るには?

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    10月4日〜6日に開かれる「どうでしょう祭」では、4日・5日に「第1夜」、6日に「第1夜」「第2夜」が公開される。ただし、入場チケットはすべて完売している。

    「どうでしょう祭」に参加できない人でも、新作をいち早く見ることができる方法がある。

    10月6日に全国47都道府県の映画館で「どうでしょう祭」の「ライブ・ビューイング」が上映される。こちらでも新作の「第1夜」「第2夜」が公開される。