スーパーマンたちに、たくさんの風船、マジックショーまで…!
ここは、誰かの誕生日パーティー???
いえいえ、こちら、フィリピンの新型コロナワクチンの子ども用接種会場なんです…!
フィリピンでは2月7日から、5〜11歳の子どもたちへのコロナワクチン接種が始まりました。
首都圏各地の子ども用接種会場では、子どもたちが安心してワクチン接種を受けられるようにと、たくさんの楽しい工夫を凝らしています。
会場には、子どもたちの憧れのスーパーマンたちが…!
アイアンマンが一緒にいてくれたら、僕も強くなれる…!
でもやっぱり怖い…そんな時はエルサが手を握ってくれます。
スーパーマンたちが集った接種会場は、マニラ首都圏のサンフアン市にある体育館。
ニュースでこの接種会場の様子を見たフィリピンのTwitterユーザーからは、子どもたちを羨ましがるこんな反応が…
「え、私もこの接種会場がよかったw」
「可愛すぎる〜!」
「パーティー会場で接種したい…大人になるって悲しいな」
こちらは会場の準備の様子。サプライズパーティさながら…!
子どもたちが少しでも楽しめるように、大人たちが風船を抱えて奔走しました…!
他の地域の会場でも、様々な工夫が。
接種を終えた子どもたちにアイスクリームが振舞われたり、プレゼントが贈られたりしました。
こちらのマニラでの会場では、接種をする医療従事者も、耳付きカチューシャをつけています。
フィリピンでは、12〜17歳の子どもへのコロナワクチン接種は2021年秋に始まりました。
これまで、厳しい外出制限も定められていた低年齢層への接種を進めることで、規制の緩和を目指します。
5〜11歳の子どもたちには、ファイザー社製のワクチンが使われています。
子どもへの接種開始に際し、ガルベス大統領補佐官は「ワクチンを接種する機会を子どもたちにも広げることは、学校で対面授業を再開するにあたって重要」と述べています。
日本では、5〜11歳の新型コロナワクチンが特例承認され、3月にも接種が始まる見通しです。