東京都議選で圧勝を確実にした「都民ファーストの会」。「小池新党」とも呼ばれます。
いったい、どんな地域政党なんでしょう。
BuzzFeed Newsでは、公約やこれまでの報道、取材を踏まえ、9つのポイントにまとめてみました。
1. ねらいは知事支持派で過半数
2. もともと代表は小池知事じゃなかった
3. 綱領が話題に
4月に発表された「都民ファーストの会綱領」は、その書き出しの壮大さから注目を浴びていました。
宇宙から夜の地球を見た時、世界は大きな闇と、偏在する灯りの塊に見える。その灯りの塊の最も大きなものが、東京を中心とした輝きである。
その輝きは、東京という大都市の力であり、経済の大きさであるが、同時に、そこにある一つひとつの灯りの下に、人々の生活があり、営みがあることを政治は想像できなければいけない。
都議団の音喜多駿幹事長は自身のブログで「やや情緒的だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした個性・らしさが大切」と説明しています。
綱領のなかでは、党の大原則は「都民ファースト」「情報公開」「賢い支出(ワイズスペンディング)」の3点だと記しています。
4. 目指すものは「東京大改革」
都民ファーストは「東京大改革」を旗印に掲げています。どういう意味なのでしょうか。綱領にはこう書かれています。
首都東京を、将来にわたって、経済・福祉・環境などあらゆる分野で持続可能な社会となりえるよう、新しい東京へと再構築すること。東京の魅力ある資産を磨き直し、国際競争力を向上させること。
都民一人ひとりが活躍できる、安心できる社会にステージアップすること
5. 議会の透明化や情報公開が主な政策
6. 市場問題については「知事を尊重」
7. 自民、民進から移った議員も。
8. 公明や生活者ネットと選挙協力
9. というか何が都民ファーストなの?
BuzzFeed Newsでは、東京都議選(7月2日投開票)に関する記事をこちらにまとめています。
UPDATE
主な政策に14項目目を追記しました。