Twitterに認められなかった…… 老舗出版社「早川書房」の嘆きを聞いた

    そもそも承認ってどうやってるんでしょう。Twitter社にも聞いてみました。

    SFやミステリーの老舗出版社、「早川書房」のTwitterが「認証マーク✔️」の申請を却下されて、悲しみにくれています。

    【速報】 【悲報】 たったいま、早川書房公式の「アカウントの認証リクエスト」が却下されました。

    「アイデンティティ喪失の危機です」とまで……。

    【解説】 ツイッター社による説明「Twitterのブルーの認証済みバッジは、関心を集めるアカウントが本物であることを示します」 そうすると我々は、公式のアカウントであるにもかかわらず、ツイッター的にはニセモノと認定されたことに。アイデンティティ喪失の危機ですね。

    フォロワーたちからは「この偽物め!」「ハヤカワになりすました男を巡るSFミステリが始まる・・・」「早速それをミステリー小説にして出すんですね」などと慰める(?)声も集まっています。

    が、やっぱり悲しそう……。

    どんなお気持ちなのでしょうか。BuzzFeed Newsは、Twitterの中の人に取材をしてみました。

    「ツイッターで存在感が出てきたかなと思って申請してみましたが、まだまだ認められていなかったということで……」

    もちろん、これで諦めるわけではありません。「Twitter上での存在感や関心を集めていきたい。いずれ再トライしてみたいです」と前向きな様子。

    今回の件でフォロワーも急増し、「たくさんネタにもしていただいて愛情を感じております」とも話していました。

    ちなみに、中の人からは「認証の手がかりになるような情報があれば教えてください」とお願いされました。

    一方のTwitter社はBuzzFeed Newsの取材に対し、「個別の件にはお答え申し上げることができない」としつつ、こう答えています。

    ちなみに、サイト上から承認を申し込めるようになったのは、2016年7月からなんだそうです。それまではビジネスパートナーの担当チームが個別に声がけをしていたとか。

    「ここ数年の日本に関する承認作業はほぼ日本で行っていました。昨年7月からは日本だけではなく、米国本社を含めて他のオフィスでも携わっています」

    「それでも、全世界の社員全員で3000人強の会社ですから、リソースに限りがあるんです」

    なるほど。ただ、早川書房さんの承認につながる情報は、得られませんでした……。

    早川書房さんの再トライが成功しますように。