「SMAPと歩んだ時間は人生の一部。切り離したり、簡単に消したりできる時間ではありません」
4月15〜16日、東京を拠点に活動する「SMAP愛を届け隊」(@welovesmapstay)など全国のSMAPファン団体がファンイベントを開催した。
SMAPの解散から早4か月。ファンのSMAP愛は尽きず、むしろ強まっているようにも思える。
イベントでは、五大ドームツアーの開催地である東京、大阪、福岡、名古屋、札幌で、ペーパーフラワーやLEDライトで文字を作り写真を撮影。
東京から順にリレー形式で、SMAPへの想いを添えてTwitterなどに写真を投稿した。参加人数は全国で約200人(主催者発表)。
なぜこの時期にイベントを開いたのか。それは、4月15日がファンにとって特別な日だからだ。
21年前の「4月15日」は、SMAPが出演していた人気テレビ番組「SMAP×SMAP」の放送が始まった日。また、29年前の「4月」はSMAP結成の年でもある。
SMAP愛を届け隊は、東京ドーム前でペーパーフラワーを並べてメッセージを作った。
同団体は2016年12月31日に、芝公園でLEDライトを並べてSMAPへのメッセージを灯していたファンたちだ。
代表者のさっちんさん(@al0hawa11)によれば、今回は地面にライトを置く許可がもらえなかったため、ペーパーフラワーのアイデアを採用した。
さっちんさんはBuzzFeed Newsにこう話す。
「SMAPの『世界に一つだけの花』のトリプルミリオン達成に掛けた、花によるメッセージを届けることにしました。以前のように手分けをして材料を買い、参加者全員でペーパーフラワーの作成を分担。それを付けるうちわを約130本集め、設計図を作り一つ一つの花に思いを込め作成しました」
イベントを終えたいま、なにを想うのか。ファン団体の代表者やメンバーは、次のように語った。
SMAP福岡愛掘り隊(福岡)
「SMAPファンは3年前からずっとSMAPのコンサート開催を待っています。そこで私たちは、今こそ、この気持ちを形にしたい、どうせやるなら、2016年に5大ドームコンサートが開催されたはずの福岡、大阪、名古屋、東京、札幌でイベントを実施したいと思ったのです。まるでドームツアーのようではありませんか」
「SMAPの皆さん、ヤフオクドームに早く帰って来てください〜!私達待っとるんよ〜。あんまり待たせんどって〜、こんなに素敵なファンが貴方達を待ってますよ〜」
ゆみもかさん(大阪)
「私が最もうれしかったことは、このイベントを通じてファン同士での交流がもてたこと。SMAPのお誕生日(結成日)を祝いたいという目標に向かって、作業をしていく上で芽生えた熱い友情は、SMAPが通り過ぎたひとつの過程があったからこそ得られた『宝物』です」
愛smile(名古屋)
「このライトメッセージはSMAPへの想いを届けるものであると共にファン同士を繋ぐ場でもあると思っています。『私たちはSMAPをずっと、ずっと応援しています。SMAPが大好きです』という想いがどうかSMAPに。そしてSMAPを応援しているファンの皆さんにも伝わりますように」
「SMAPに出会えたことに今までもこれからも同じ時代を過ごせることに感謝の気持ちでいっぱいです。これからもSMAPの笑顔を見ていきたい。私たちにはSMAPが必要です。ずっとずっと応援していきます」
なまら最高!SMAP(札幌)
「市電の貸切企画に際して、参加できないファンからも協力したいと言葉をもらったり、急なお願いも快諾してくれたり、SMAPとSMAPファンへの気持ちの深さを感じました」
「帰ってきてください。気にしていてください。傍にいてください。そしてこれからもくれぐれも、ありがとう。ファン同士励まし合い、助け合い、下を向くことなく楽しく前に!の気持ちで、SMAPからもらった言葉を彼らにも贈りたいです」
SMAP愛を届け隊(東京)
「SMAPには沢山の勇気と力をもらい、人に優しく、ときに厳しく、SMAPから学んだことが自分の生活スタイルになっているファンが多くいます。そんなSMAPにファンは心から感謝しています」
「今は難しくても、いつか復活してくれる日を待ってます。心はいつまでも繋がっています。繋いだ手は誰一人離しません。みんなSMAPが大好きです。またドームで合える日まで、お互い笑顔で頑張りましょう」