SMAPファン「まだ諦めない」 大晦日にメッセージを“灯す”

    2016年12月31日、SMAPファンの思い。

    ジャニーズ事務所が発表したSMAPの解散日、2016年12月31日。SMAPファン約100人が、ある企画のために、東京タワー近くにある「芝公園」に集まった。

    カラフルなLEDランプで作った文字は「SMAP→2017」。SMAPとともに2017年へ、という思いを込めた。

    「年を越して、SMAPが“なかったこと”にされないように。私たちはまだ諦めていません」

    企画をしたファン団体「SMAP愛を届け隊」(@welovesmap_stay)の代表者であるさっちんさん(@al0hawa11)はBuzzFeed Newsにこう語った。

    企画を立ち上げたのは12月28日午後。Twitterで協力者を募り、関東中の100円ショップを巡ってLEDライト約500個を買い集めた。

    SMAPに迷惑をかけないのがグループで決めたルール。企画の実行に際して、公園を管理する港区役所に許可を取った。

    当日は午後3時頃に公園に到着。LEDライトを配置し、続々と集まるファンに対応した。

    企画の参加費として、1人1000円を徴収した。LEDランプの購入者に支払って余った分は、先日最終回を迎えた「SMAP×SMAP」でSMAPが呼び掛け続けてきた、東日本大震災や熊本地震への募金に充てるという。

    「SMAPの意思を継いでいきたい」とさっちんさんは言う。

    いま、SMAPに伝えたいことは?

    グループで作成した、全国のSMAPファンによるメッセージ動画を記者に見せながら、少し考えてこう語った。

    「さよならは言いません。私たちはいつまでも待っています」