機能てんこ盛りすぎ！Anker新作イヤホン「Soundcore Liberty 4」レビュー

Anker（アンカー）の新作イヤホン「Soundcore Liberty 4」がちょうどいい優秀さ。音質、サイズ、ノイズキャンセリングなど機能的にも十分で、このクオリティーで1万4990円なんです…！

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Ankerから「ちょうど良いが詰まった」イヤホンが登場です。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

こちらAnker「Soundcore Liberty 4」という製品。人気機種「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の後継品となるイヤホンです。

ノイズキャンセリングに加え、マルチポイント接続、3Dオーディオなど、欲しい機能が詰まった高クオリティな製品です…！

それにもかかわらず、これが1万4990円というコスパの良さ。

音質やノイズキャンセリング性能など“7つ”のポイントに分けて紹介します！

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【1. デザイン】高級感と安っぽさが混在。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

前作を踏襲したケースです。素材はプラスチックですが、表面は高級感があります。

指紋などの汚れがつきにくい表面加工もされていて、手触りが良いです◎

ただ、内側は引き続きテカテカのプラスチック…個人的には、もう少し高級感が欲しいところですが、こだわりが無いなら特に問題なしです。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

ケースを開くと光るギミックが追加されました。Bluetoothペアリング中には光り方が変わったり機能的な面もありますが、なによりカッコいい…！

ほかにも、片手でスライドするように開けられて便利だったりと、実用性には富んでいるようには感じます。

【2. フィット感】軽いつけ心地な反面落ちやすいデメリットも。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

イヤーチップはよくあるシリコンタイプのもの。軽い装着感で、耳にピッタリはまってくれました◎

Yuya Hayashi / BuzzFeed

しかし、装着感が軽い分だけ外れやすさも感じました…。

ランニングなどの激しい運動をすると外れやすくなってしまうので万能とは言えないかもしれません。

気になる方は、以前紹介した「コンプライ」などサードパーティー製のイヤーチップをつけると改善するのでオススメです（ただ、心拍モニタリング等の機能がうまく作動しなくなる可能性があります）。

イヤホン操作は、慣れも必要そう。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

イヤホンの側面にある「感圧センサー」で本体の操作が可能に。

少し押し込むように触れるとカチッと小さな音が鳴り、再生・一時停止などの操作ができます。

ただ、音楽を鳴らしたまま操作すると音が完全に混ざってしまい、コントロールが困難に…。

押し込みなどの触感があるわけでもないのが、また難しい……操作にはある程度の慣れが必要になりそうです。

【3. 音質】重低音が強いドンシャリサウンド！

Yuya Hayashi / BuzzFeed

低音から中音域にかけて、サウンドが持ち上げられているような印象があり、少し不自然な響きを感じます。

音楽を聴いていると、ボーカルやベースなどは想像以上にダイレクトに伝わってきます。しかし、スネアドラムなどの高音域は刺さるようなキツさで、繊細さが少し欠ける印象…このくらいの価格帯にありがちな、重低音で音質を誤魔化しているような印象を受けます。

3万円前後のハイエンドなイヤホンと比べると、バランスや繊細さ、ナチュラルさなど各所で物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ただ、値段が倍近く違うイヤホンと比べるのも酷な話。音域は広く、音に厚みもあるので1万4990円ということを考えれば及第点です…！

聞いていれば慣れてくるし、少なくとも音に強いこだわりのない自分のような人間にとっては大きな問題には感じませんでした。

Anker純正アプリを使えば、高低音を自分好みに調整可能◎

Yuya Hayashi / BuzzFeed

Anker純正アプリ「Soundcore」のイコライザー機能を使えば、高低音を自分好みに調整可能です。

20種類以上のプリセットが用意されていて、ワンタップで音色を切り替えられます。重低音がキツすぎる場合は、イコライザーを「Acoustic」に設定すればだいぶ落ち着きました。

ほかにも、高音に全振り、低音強め、音声用などバリエーションたっぷりなので設定を変えつつ音楽を楽しめます◎

【4. ノイキャン】弱めなのでオマケ程度に考えた方がいいかも。

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電車、バス、カフェなどのいろんなシーンで使ってみましたが、なかなか雑音は消えません。扇風機のファン音などの比較的小さな雑音が限界で「話し声・電車車内の音」などをかき消すほどの力はありませんでした。

定評のあるApple「AirPods Pro」など高価格帯のものと比べると性能は大幅に劣ってしまいます。

それに「外部音取り込みモード」も不自然…。

声が詰まったように聞こえて使いにくく、長時間に使用には耐えません。ただ、たまにコンビニで店員さんと話す程度くらいにしか使わないので、そこまで気にする問題でもないかもしれません。

【5. バッテリー】最大28時間のロングバッテリー！

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イヤホン単体の場合9時間、充電ケースも併用すれば最大28時間の使用が可能です。

15分充電で約3時間も使える「短時間充電」や置くだけでいい「ワイヤレス充電」にも対応しているので充電の簡単さも良いですね。

移動時間や作業中など1日中使ってみましたが、バッテリー残量を気にすることはありませんでした◎

【6. サイズ】コンパクトで持ち運びがすっごく楽！

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イヤホンを選ぶ上で重要なのがコンパクトさですが、これは十分小さい！

重量は55g、本体サイズは5.88 × 5.65 × 2.91cmほどです（製品ページより）。

厚みもほどほどなので、ポケットにもスッポリ入ります。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

丸みを帯びた形状ということもあって、ポケットやバッグに入れていても邪魔になりにくいです◎

【7. その他】ほかにも、3Dオーディオ・ハイレゾ・LDAC・心拍モニタリング・マルチポイント接続などおもしろい新機能も！

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活躍することは少ないですが、さまざまな新機能が追加されています。

たとえば、3Dオーディオであれば、音楽や映画視聴で使うと囲われるような音で臨場感が増します…！ほかにもマルチポイント接続なら、2台の端末に接続して置けるので、いちいち手動で切り替える必要もなくなったりと、小さな改善がされていました◎

どれも必須な機能ではないので、オマケ程度に考えるのが良いとは思いますが機能が多いに越したことはありません。

「ちょっといいイヤホンが欲しいなぁ〜」くらいの需要をバッチリ満たしてくれそうです。

Yuya Hayashi / BuzzFeed

AirPodsをはじめとした高価格帯のイヤホンを使っている方だと、所々物足りなさを感じるかも…。

最高ではないものの、良いところ・欲しいところを詰め合わせたコスパイヤホンになっていると思います。

「イヤホンに強いこだわりがない + いろんな機能は欲しい」というニーズにはピッタリハマりそうです！

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