新型コロナウイルスの感染が拡大する中、様々な映画の公開が延期されている。
株式会社カラーは4月17日、6月27日に公開を予定していた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開延期を発表した。
ネット上では「楽しみにしていたけどしょうがない」、「待ちます」といった声が上がっている。
今後、公開日程については決定次第、『エヴァンゲリオン』公式サイト、公式SNSにて発信する予定だ。
そんな中、「少しでもご自宅でお過ごしの皆様の息抜きになれば幸いです」というコメントとともに、公式アプリおよびYouTubeにて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』の無料公開も合わせて発表された。
庵野監督も直筆でコメント発表
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の脚本、総監督を務める庵野秀明さんは公開延期の発表に際し、直筆でコメントを発表した。
《この度の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
また、今現在も対応に当たられている医療従事者、その関係者の皆様へも、感謝と敬意を表します。
未曾有の事態により8年近くお待たせしている新作を更にお待たせする事となり、大変申し訳なく思います。
世界中が大変な時ですが、不撓不屈の精神で皆さんと共にがんばっていきます。
よろしくお願いします。》
『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公、碇シンジの声優・緒方恵美さんも「本当に、残念です。
安心して映画館に足を運んでくださる、そのときに、見届けて頂けたら嬉しいです」とTwitterでコメントしている。