『ニーアオートマタ』『ドラッグオンドラグーン』などの人気ゲームタイトルを手掛けたゲームクリエイター・ヨコオタロウさんが原作を務める、スマートフォン向けゲームアプリ『シノアリス』の公式X(旧Twitter)アカウントは11月15日、「エンディング」についての詳細を告知しました。
エンディングをクリアすることで「多くの機能が利用できなくなる」と説明されており、「モノガタリ」や「ガチャ」のみならず「装備強化」「プロフィール編集」「チャット機能」など、ほぼすべての機能が利用不可となるとのことです。
『シノアリス』は2024年1月15日でサービスを終了、同時に「エンディング」を実装することが告知されていました。
15日に投稿されたエンディングの詳細には、エンディングをプレイすることで「多くの機能が利用できなくなる」と説明されています。
利用できなくなる機能については、「モノガタリ」「プロフィール編集・閲覧」「ギルド編集・閲覧」「チャット」「お知らせ・キャンペーン情報閲覧」「ミッション」「ガチャ」「強化・売却」「フレンド」「ヘルプ」「オプション」など、多くの機能が記載されています。
実際にゲームをプレイする知人に聞いたところ、この中では「モノガタリ」がいわゆるメインモードに相当し、実質的にほぼ全てのゲーム機能が使えなくなるのではないかとのこと。投稿には、「これ逆に何ができるん?」などのコメントが寄せられています。
「ヨコオゲー」お得意の演出か
「セーブデータを使った演出」は、ヨコオタロウさんが携わるゲームではおなじみの演出。『シノアリス』のエンディングではそれを疑似的に再現したものと見られ、ユーザーからは、
💬「いつか来るとは思ってたけど、6年間毎日毎日コロシアムやって。流石にさぁ、グッときちゃうだろうなぁー」
💬「サ終(サービス終了)のタイミングを自分で選べるのは面白い」
など好評な一方、エンディング閲覧条件が「協力プレイのため集まった『ギルド』のメンバー全員が同じ時間に集まり、30分~1時間ほどのエンディングをプレイ」しなければならないということについて、
💬「いない奴は除名しろってこと? 残酷だなあ」
💬「うちのギルド、コロナで亡くなった人さすがに蹴れないよ……」
💬「15人が1時間同時に集まるの無理だろ」
と厳しい条件に対する不満のコメントも多く寄せられていました。
ギルドは1人でも作成可能であり、エンディングをプレイするだけであれば条件は厳しくないようですが、多くのプレイヤーが“たくさんの時間を共にした仲間とエンディングを迎えたい”という気持ちがある様子。
良くも悪くも最後まで「ヨコオゲー」らしい不親切さだと話題になっています。