特急券を旅の思い出として持ち帰る際に、駅員さんが再利用防止のためにあけた穴が、とてもかわいらしいと話題になっています。
なぜこんなにもかわいらしい型の穴開けが使われるようになったのでしょうか? JR東日本の広報担当者に話を聞いてみました。
3月24日、X(旧Twitter)に写真を投稿したのは、みどりの窓口めぐりが趣味だというテツネギさん(@Noritetsu_NJK)です。
山梨県北杜市のJR小淵沢駅で、特急「あずさ」を下車した際の思い出を投稿。「うさぎ仕様の穴開けを貰った。珍しい」と、特急券の写真を添付しました。
確かに一目でウサギとわかる、とってもかわいらしい穴です! 多く見られる無効処理は丸い穴で行われますよね。初めて見ました。
SNSでは、
💬「うさぎパンチかわいい🐇」
💬「確かに珍しい!」
💬「無効印が武田菱なのも良い」
💬「今年は小淵沢に行こうと決めました」
などと話題になり、1万5000回“いいね”され、多くのコメントが寄せられました。
しかしなぜウサギの形なのか、「昔近くに動物とふれあえる牧場があったからでは?」「アルプスだから?」と意見が寄せられていましたが、皆さんいまいちピンと来ていない様子でした。
JR東日本の広報担当者に話を聞いてみると…
――こちらは小淵沢駅でいつから使われている穴開けなのでしょうか?
はっきりとしたことはわからないのですが、少なくとも4年以上前から使われているもののようです。
――なぜ、ウサギの形なのでしょうか?
こちらの駅では利用者様、特にお子さまに楽しんでほしいという思いから、このウサギの型を使い始めたようです。
――なるほど、素敵ですね! 小淵沢駅で下車する際はぜひ開けていただきたいのですが、窓口でお願いすれば処理してもらえますか?
型の故障などで対応できない場合もございますが、駅員に「ウサギで」とお声がけいただければと思います。
・・・・・
旅先で気づいたら、ちょっとうれしくなってしまう素敵なサプライズですね。