子どもが何気なく話してくれた「今日のおやつで変なものが出た」という話。
ずっと不明だったその食べ物が3年越しで明らかになったという投稿がSNSで話題になっています。
『一駅一話! 山手線全30駅のショートミステリー』などを執筆する、作家の柊サナカさん(@hiiragisanaka)が3年前の2020年9月14日に投稿した、子どもが描いてくれたというイラスト。
柊さんはまったく思い当たる商品がなく、「乾いてた?」「粉はついてた?」「曲げると折れる?」など質問し続けたそうですが、結局正体はわからなかったそうです。
この話題から約3年。11月16日に柊さんは「3年越しに正体がわかりましたのでお知らせします」と投稿。
その正体は「ごんじり」でした! ああ~ごんじりかあ……。
寒干大根を一口サイズにカットしたお菓子「ごんじり」は、「梅しば」でもおなじみの群馬県前橋市にある企業、村岡食品工業が製作している商品。
「ごんじり」を横から見た写真と、3年前の絵を見比べると……確かにこの形……! 「きのこみたいな形」は大ヒントだったんですね。
投稿者さんにお話を聞きました
――3年前、イラストや「友達はおかわりしていた」など、少ないながらもヒントがあったようですが、どんなおやつを思い浮かべていましたか?
3年前は、聞けば聞くほどわからなくなり、外国のお菓子かなと思いました。
――3年越しで正体が判明したときの状況を教えてください。
突然子どもがスーパーで、あった! と言うので見てみるとごんじりでした。せっかくなので食べようと買ってきました。
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SNSでは、
💬「すごい! 絵の通り! いや、本物に忠実な絵!」
💬「絵は完璧だったんですねw😆」
など、実は忠実だったイラストに賞賛のコメントが寄せられ、多くの笑いを誘っていました。また、
💬「あー、ごんじりね……となったけど、パートナー氏はまさかのごんじり知らなかった……( ꒪⌓꒪)神奈川にはごんじりないの?」
💬「いや、正体わかってもわからない( ̄▽ ̄;)ごんじりって何?」
といった、「なにこれ……」「初めて見た」というコメントも目立ちます。
「ごんじり」は関東から東北にかけては多くのスーパーにおいてあるほどの知名度を誇りますが、西日本ではあまりみかけないお菓子なんだそうです。