激闘を制し、38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。
そんな阪神の大ファンだったというおじいさんが遺した1本のウイスキーが「感慨深い」「写真一枚だけなのにナイトスクープの感動回みたい」と話題になっています。
11月5日、X（旧Twitter）に投稿したのは、今は亡き阪神ファンのおじいさんを持つ皇城さん（@ft_Ssetsuna）です。
「天国の祖父よ……次勝ったとき飲むって言ってたよな」とおじいさんの仏壇に置かれたお酒は、1985年製……前回、阪神が日本一となった年に優勝を記念して作られたウイスキーです！ しかも未開封。
パッケージには前回日本一となった1985年と共に大きな「V」の字が印字されており、中を開けるとおなじみの阪神のロゴで彩られたボトルが登場。製造メーカーは三楽（現在はメルシャン、キリンホールディングス傘下）です。
実に38年の時を超え、このウイスキーはお孫さんから天国のおじいさんに捧げられた勝利の美酒となりました。素敵すぎる……！
SNSでは、
💬「どの球団にもこんな熱いファンはたくさんいる。だから野球は面白いし、感動する」
💬「今は亡き三楽のオーシャンウイスキーじゃないっすか！！！」
💬「おじいちゃんよかったね」
💬「いろんな人たちの想いが詰まった優勝なのですね。おめでとうございます！」
など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
投稿した皇城さんにお話を聞きました
――素敵なエピソードですね！ ウイスキーの話はどうやって知りましたか？
ウイスキーに関しては阪神が6点取った時に祖母から教えてもらいました。家に「なんか阪神のやつがあるなぁ」と思っていましたが、ウイスキーであることは初めてそこで知りました。
――おじいさんが阪神を応援されているときなど、おじいさんとの思い出はありますか？
よくテレビ等で阪神の試合を見ていた記憶があります。
祖父は野球好きでもあり鉄道ファンでもあったため、自分は祖父に影響を受けて鉄道ファンになったと母親から聞かされています。
祖父が亡くなる半年前ぐらいまで大阪などに出かけたり鉄道模型を買いに行ったりして、遠い所だと祖父と弟と自分の3人で東京や埼玉の大宮まで連れていってもらったことがあります。
亡くなる前日にも病院に会いに行き、ちゃんと自分のことを覚えていてくれて、手を握ってくれたことも覚えています。家族の中でも特に仲が良かったのもあり、亡くなった当時はとても悲しかったですが、今でも元気に鉄道好きの少年として生きていけています。
かなり脱線してますが、それぐらい自分には祖父の存在が大きいというのが伝わってくれたらいいなと思っております。
皇城さんのYouTubeチャンネルでは、おじいさんから受け継いだという趣味の鉄道模型製作について投稿しています
