「飼っている犬が駅前の広告になったと聞いて見に行ったらブレブレで笑ってしまった」という飼い主さんの投稿が話題になっています。
「待てないほどおいしい」を表現したというこのペットフードの広告には「いい広告すぎる!」「ものすごいアイディア」など、絶賛するコメントが多数寄せられました。
JR渋谷駅ハチ公口のペットフード広告を飾っているのは、豆芝のえだまめくん(2歳)。
飼い主さんは10月30日、X(旧Twitter)に「我が子の記念すべき、初交通広告が事故写でワロタ」と広告の写真を投稿。えだまめくんは写真を撮るときにじっとしていられなかったのか、ブレブレの状態で広告に掲載されていました。
しかしよく見ると目線はペットフードに注がれており、“ブレブレになってしまうほどおいしい”ということを表現した広告のようです。キャッチフレーズの「忠犬も待てない」はインパクトがありますね。
投稿には、
💬「待てなさが凄く伝わるw」
💬「躍動感が素晴らしい」
💬「この広告は秀逸ですわ!」
といったコメントが数多く寄せられ、6万2000件を超える“いいね”が寄せられました。
飼い主さんにお話を聞くと……
――広告を見たときどんなお気持ちでしたか?
「わ〜ブレブレ(笑)」っていうのが正直な感想です! 想像以上に大きくて、見た目はともかく広告に載れただけでとってもうれしいです!
――商品を試食した際、実際にえだまめくんは「待て」できなかったんでしょうか?
全然待てませんでした(笑)。言葉は話せませんが、身体いっぱいでおいしいを伝えてくれてるので、本当においしいんだと思います。
――えだまめくんの魅力について一言お願いします。
本当に食いしん坊で、ごはんを食べることが一番の楽しみの男の子です! ごはんを食べる直前のキラキラな目もとってもかわいいのでぜひ見てほしいです。
広告を掲載しているココグルメに取材しました。
――撮影時のえだまめくんの様子はいかがでしたか?
ごはんを見た途端、ブレブレになっていました(笑)。
えだまめはココグルメの試食の仕事をするときはいつもこんな感じで、がんばって待とうとはするんですが、食べたい気持ちが勝ってしまって、結局待てません。
――「アイディアがすごい」とたくさんの反響が寄せられていますが、どういった発想から生まれた広告なのでしょうか?
日々SNSやイベントなどを通して、ワンちゃんたちの「ココグルメがおいしすぎて待てない」様子や「ココグルメが好きすぎてテンションが上がってしまう」様子をたくさん見ていたなかで、この「待てないくらいのおいしさ」「ごはんの喜び」をなんとかリアルに表現できないかと模索していました。
ブレブレのえだまめの写真を採用したのは、そういったワンちゃんらしいリアルを表現したかったからです。
――ブレブレの写真以外にも、こだわった点はありますか?
他の見どころとしては、「おいしいごはんを食べる幸せ」を感じているワンちゃんたちの表情に注目して見ていただけるとうれしいです。えだまめはただブレているかと思いきや、よく見ると舌をペロッとしながら走り出しています(笑)。
ユーザーのワンちゃんもココグルメの入ったBOXに顔を突っ込んでいたり、待てができず思わず食べてしまったり、目をキラキラしながら飼い主さんを見ていたり……広告をご覧になった方も、そんなワンちゃんたちの幸せそうな姿にぜひ癒されてほしいなと思います。
――SNSを中心に話題になっていますが、今の心境はいかがですか?
「おもしろい!」「待てないくらいおいしい事が伝わってくる」などうれしいお言葉を想像以上にたくさんいただけて本当にうれしいです!
えだまめをはじめユーザーワンちゃんたちの表現力やかわいさのおかげで、ココグルメをたくさんの方に知っていただくことができました。皆ワンへの感謝の気持ちでいっぱいです。
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えだまめくんはココグルメの社員犬として働いていて肩書は「課長」だそうです。うーん、筆者より偉い。
ブレブレになりながらも、商品のおいしさを完璧に伝える「プロ」の仕事っぷりですね。
えだまめくんのブレブレ広告は、JR渋谷駅ハチ公口に11月5日まで掲載される予定です。