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【いまさら聞けない】参院選って何?公示って何?いつ選挙するの?

7月4日から始まった参議院選挙。え?それ何という方に、いまさら聞けないQ&Aです。

7月4日に始まった参院選って何?

時事通信

「参議院」の議員を決めるための選挙です。

参議院には、245人の議員がいます。

一度当選すると6年間、議員でいることができます。ただし、3年ごとに選挙を行って、全体の半分を入れ替えています。今回の選挙では124人の議員を選ぶことになります。

だれが投票できるの?

時事通信

日本国籍がある18歳以上なら投票できます。高校生でも18歳以上であれば大丈夫です。

ただし、犯罪で判決を受け、刑務所に入っている人や、政治資金や選挙のやり方などを巡って罪を犯し、選挙権を停止されている人を除きます。

参議院と衆議院はどう違うの?

参議院は定数245(3年後に248になります)。任期は6年。

衆議院は定数465人。任期は4年。

法案はまず、衆議院で審議され、その後参議院に送られます。

衆議院の方が権限が強く、参議院で否決されても、衆議院でもう一度可決すれば通ります。

参議院は議員の任期が長いこともあり、よりじっくりと調査したり議論したりすることができます。

党派を超えて広い視野から国政を論じることが理想とされ、「良識の府」という呼び方もされます。

公示って何?

官報 / Via kanpou.npb.go.jp

「公示」とは、天皇が国民に選挙が始まることを知らせること。憲法で定められた手続きです。これをもって、選挙が始まります。

7月4日付の官報(政府のお知らせをまとめたもの)に、選挙が始まることを知らせる詔書が掲載されています(=写真)。

官報にある「御名 御璽」という言葉は、実物の詔書に天皇のお名前で署名と押印があることを意味しています。

選挙カーはいつからいつまで走るの?

時事通信

選挙が公示されると、立候補者が有権者に支持を訴える選挙活動を行うことができます。

選挙運動ができる期間は選挙の種類によって違い、参議院選挙は公示された日から投開票日の前日までの17日間。今回は7月20日までです。

7月21日の投開票日は、有権者に支持を訴えたりすることは禁止されています。

つまり、選挙カーが候補者の名前を連呼しながら走ったり、候補者がたすきをかけて演説をして支持を訴えたりすることができるのは、7月4日から20日までだけです。

ポスターの張り出しも、公示日以降に可能になります。7月4日早朝は、まだ一枚もない状態でした。

政党のポスターは普段からよく見かけるし、駅前で演説している人もいるけど、あれは合法なの?

時事通信

選挙運動期間以外の時にやってはいけないことは、特定の選挙で特定の党や候補者への支持を訴えることです。

つまり、選挙運動期間でもないのに「次の参議院選挙では○○党に」「○○候補に」と言うことや、そういった内容のポスターを貼ることは、違法です。

しかし、選挙での支持を求めることを明示しなければ、それは「政治活動の自由」「言論の自由」の範囲となります。

例えば政治家が朝、駅前で有権者に対し、自分の活動を報告したり政策を語ることは合法です。また、特に選挙への支持を訴えるわけではないポスターを支持者の家の壁などに貼ることも、違法ではありません。

比例区と選挙区って何?

AFP=時事

参議院選挙の投票に行くと、「比例区」と「選挙区」の2票を投じることになります。

選挙区は、原則として自分が暮らす都道府県ごとに設定されています。

例えば東京選挙区では上位6人が当選する仕組みで、20人が立候補しています。当選させたい人を1人選んで名前を書き込み、地域の代表を選ぶことになります。

選挙区の例外は人口の少ない鳥取・島根と徳島・高知です。それぞれ、2県で一つの選挙区になっています。こうして、全国で計74人を選ぶことになります。

比例区はちょっと複雑です。

投票に行くと、各政党が発表する「比例区」の候補者リストから1人選んで名前を書くか、今回の選挙で支持したい政党の名前を書きます。

全体で50人が当選しますが、当選者を決める仕組みは2段階に分かれます。

まず各党がそれぞれ得た得票数に比例して、当選議席の数を決めます。

たとえばA党が10人を比例区に立候補させ、当選議席が3になったとします。A党の候補者10人のうち、名前を書かれた数が多い3人が「当選者」となります。

投票日は7月21日ですが、それ以前でも投票できます。入場券をなくしても大丈夫です。

時事通信

地域によってはすでに投票所への入場券が郵便で届いています。

もし7月21日に旅行などで出かける計画を立てていれば、地元の市区町村がつくる「期日前投票所」に行って、事前に投票を済ませることができます。

市区町村役場には必ず期日前投票所が置かれていますし、その他の場所(公民館など)にも期日前投票所を用意する自治体もあります。自分の暮らす自治体のホームページを見ると、場所が分かるはずです。

また、入場券をなくしたり忘れたりしても、有権者のリストに名前があることが確認できれば投票できます。入り口で係員の人に相談してみてください。

選挙に関する記事は、こちらをご覧下さい。

Contact Kando, Yoshihiro at yoshihiro.kando@buzzfeed.com.

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