今週オリンピックを観ていたあなた。フェルプスの肩に謎の丸いアザがあるのに気がついたかもしれません。
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首と腕あたりにも。
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背中にもある。
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あの丸いアザみたいなのは何?と思ったあなた!そう思ったのは、あなただけではありません!!

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あれは、カッピングでできたアザなのです。筋肉の緊張を緩和させるため、フェルプス以外の選手たちも結構やっているようなのですが、カッピングって何なのでしょうか?
カッピングは、痛みを軽減するためにツボを刺激する、伝統的な中国医学の治療法のひとつとされています。

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気の流れを良くしてくれるといわれるカッピングは、鍼、指圧などと同じく、代替医療の一種です。
皮膚の上に吸い玉を乗せ、皮膚を引き上げることで、老廃物を引き出す効果があるといわれています。
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吸い玉を置いた後は、通常マッサージが行われます。
リオ五輪に出場している米代表の体操選手、アレクサンダー・ナドゥールもカッピングをしている一人です。USA Todayに「カッピングをしていたからこそ、ここ何年も健康が保てていた」「競技生活をしていると、体を痛める。最高の治療だ」などとと話しています。

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カッピングはアスリートだけではなく、セレブにも人気です。ジェニファー・アニストン、ジャスティン・ビーバー、グヴィネス・パルトロウ、レナ・ダナムなどもカッピングをやっているようです。
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こちらは、レナ・ダナムのインスタ。
セレブにもアスリートにも大人気らしい、カッピング。五輪期間中は、ちょいちょい、また、あの丸いアザを見かけるんでしょうね。

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