お笑いコンビ「かまいたち」（山内健司さん、濱家隆一さん）が12月26日、YouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』を更新。
「やりたかったネタがあるのは芸人あるある」
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「0票！」と笑いながら切り出した山内さん。
「そりゃ混乱するよなとは思ったけどな」という濱家さんの言葉に同意しながらも、山内さんは「やりたかったネタがあるという部分は芸人あるある」と「さや香」のネタ選びに理解を示しました。
山内さんは、「さや香」の2人が反省会で「（2本目のネタをするために）今回M-1出てきた」と発言していたことに触れ、「俺らも『キングオブコント』でもし決勝行って2本目するってなったら、ゴリラのメイクをした変な顔の“ゴリ男”のネタやるってずっと決めてて」と笑いながら自身の経験を振り返っています。
濱家さんも「ウケるウケへんじゃなくて、俺たちはこういう奴らなんだってわかってもらおう」と思っていたという当時の心境を明かしました。
「直前でやっぱやめようって俺らは引き返して、違うネタにしたんですけど」と山内さんは話しましたが、今回の「さや香」の2本目の選択ついては「全然いいんじゃないかな」と肯定しました。
「やっぱ変なネタでしたね」
さらに濱家さんは、1本目に披露した漫才とのギャップを以下のように語っています。
「『さっきまで（1本目）変なこと言ってた人やんな』『（この人は）正していた人やんな』が追いつかんかったと思う」
山内さんも「1本目は石井くんの方がボケの感じで、新山がツッコんでる感じ。それが2本目で変わるから」と補足しました。
続けて「あと、やっぱ変なネタでしたね」と笑いながら話し、「さや香」の2人が無観客ライブ時代に「コウテイ」（下田真生さん、九条ジョーさんのお笑いコンビ。1月に解散）などが面白いと思うネタを作ろうと思っていた、という“見せ算”誕生の背景を説明。
「だからあんな変なネタだったんでしょうね」とほほ笑みながら話し、最後には濱家さんが「その当時つるんでた友達がよくなかった」とオチをつけました。
2人の『M-1グランプリ2023』への考察には、「お2人の考察、ちゃんとリスペクトがあって温かくていいですよね」「ロジカルなのに理解しやすく聞きやすい解説。ほんとM-1はここまでがセットになってる」「毎年これを楽しみにしている自分がいる」など、たくさんの反響が集まりました。
「さや香」の2本目については、「信念貫くとこめちゃくちゃカッコよかった」「さや香がやりたかったネタをやりきったのがほんまにかっこよかった」などのコメントも寄せられています。
動画では他にも、決勝に進んだ10組それぞれの考察や、山内さんが芸人審査員を務めた敗者復活戦についても語っています。