Posted on 2017年6月20日

    「魔女の宅急便」のキキが17歳の女子高生だったら…話題のCMにヴォルデモートがいた

    黒板に「忖度」など小ネタ満載

    日清カップヌードルのCM「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便篇」が6月19日から公開されました。

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    CMでは、作家・角野栄子さん作品で、スタジオジブリが1989年に映画化した「魔女の宅急便」を元に、もし主人公のキキやとんぼがこの現代で高校生として過ごしていたら?というパラレルワールドを描いています。

    キャラクターデザインは漫画「ツルモク独身寮」などで知られる窪之内英策さん。

    音楽はロックバンド「BUMP OF CHICKEN」がオリジナル楽曲「記念撮影」を提供しています。

    17歳となったキキの声を演じるのは以前BuzzFeedでも取材した注目の女優・浜辺美波さん。

    とんぼを演じるのは「進撃の巨人」エレン役などで知られる人気声優の梶裕貴さんです。

    ネット上でも話題を呼んだCMは、ジブリ版のオマージュなど小ネタがいっぱい。美しい映像とともに振り返りましょう。

    日清食品グループ

    桜が咲く春のある日。窓越しに見えるのは、ほうきにまたがり、急いで何処かへ向かう女子高生のキキ。驚く猫はジジですね。

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    壁に貼られたポストイットには「おソノさん入学式プレゼント」の文字。原作で、キキがお世話になるパン屋のおかみさんの名前です。

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    CMに登場するキキはパン屋さんで週3回、配達のアルバイトをしている設定です。

    遅刻しそうな時はいつもほうきで学校に向かうキキ。振り返るとそこには――。

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    キキと幼馴染のとんぼの姿が。同じ高校に通う2人。キキは淡い恋心を抱いているけど、とんぼは気づいていません。鈍感。

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    教室をのぞくキキ。

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    その視線の先にはとんぼがいます。とんぼはドローン部の部長で、手にはドローンが。オリジナル版では飛行クラブに所属していたとんぼ。空への憧れは共通。

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    ちなみに教室の黒板もよく見ると小ネタがいっぱい。

    日清食品グループ

    ネコのイラストはバンプのボーカル藤原基央さんが描くファンにはおなじみのキャラクター「ニコル」。「BUMP参上!」の文字もあります。

    「STAY HOT」「いいぞ、もっとやれ」は過去のカップヌードルのキャッチフレーズ。さらには「忖度」の文字も。

    生徒が描く「かわいいパン屋さん」の帽子は魔女のとんがり帽で、壁には「魔女注意」との張り紙。小ネタの一つひとつが楽しい!

    季節は夏。プール掃除をするキキ。ほうきに乗っているから水に濡れずに済んでます。魔法って便利。

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    キキの視線の先には、後輩の女の子から告白されるトンボの姿が。

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    水面に映るキキの顔には、不安がのぞきます。

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    夏の夜。打ち上がる花火の光に照らされたキキ。あふれ出す思い。目には涙が浮かんでいます。

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    夜景と花火と空飛ぶ魔女。静止画でもその美しさには息をのみます。

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    フラッシュバックする過去の思い出。スマホに映る、中学生のころのキキととんぼ。奥に映るキキのお父さんとお母さんの格好はジブリ版へのオマージュですね。

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    ハロウィンで賑わう街での2人。キキはオリジナル版の魔女のワンピース。とんぼはハリーポッターのような格好をしてます。その奥にいるのはヴォルデモート??

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    冬の夜。カップヌードルを食べる2人。看板の「グーチョキパン店」は、オリジナル版でキキが居候するパン屋の店名です。

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    図書館で勉強、居眠りする男の子、そっと頭をなでる女の子。窓越しの新緑よりも眩しい、青春という時間が流れます。

    日清食品グループ

    「とんぼに届けたい思いがあるの」。ついに勇気を出したキキはとんぼに自分の思いを伝えます。

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    告白の言葉、そして告白場所は変わっているのですが、そちらはぜひ動画でご覧ください。

    日清食品グループ

    なぜ「魔女の宅急便」?

    BuzzFeed Newsでは日清食品の広報部にCM起用の理由を聞きました。

    「今年のカップヌードルのCM『HUNGRY DAYS』シリーズのキャッチコピーは『アオハルかよ』。すべての人に、青春はある。青春と書いて“アオハル”。それは青くて、熱くて、ハングリーな日々。そんな日々を、カップヌードルは応援したい。』…そうした思いを込めています」

    「コピーでも表現しております通り、『まだ誰も知らない青春が、いま始まる』というコンセプトに基づき、“誰もが知っている著名な作品を『青春』に変換する”という手法で、カップヌードルらしいユニークさを表現しています」

    スタジオジブリ版の印象が強いためか、一部では原作との違いを指摘する声もありますが、あくまでCMはパラレルワールドの話。

    「今回のCMは原作者である角野栄子さんの許可のもと、原作にも過去のアニメ作品にも登場しないパラレルワールド。まったく新しい『魔女の宅急便』を制作することを意図しています」といいます。

    このためスタジオジブリではなく「新しい世界観を描くのにふさわしい」という点からアニメ制作はタツノコプロとなったそうです。

    作品中の小ネタについては「沢山の小ネタを用意しておりますので、是非CMをご覧になって探してみてください」とのこと。

    今回の記事以外の小ネタを見つけた方は、ぜひ教えてください!