オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州にあるイースタンフォレスト苗木園で、野生のコアラがおよそ6000豪ドル(約55万円)分のユーカリの苗木を食べ荒らしていたことがわかりました。
BBCの報道によると、苗木の食べ荒らし被害が発覚した当初は、他の動物のしわざだと考えられていたそう。しかし、ある朝、苗木園で働くスタッフが出勤したところ、満腹で動けなくなっているコアラが発見されたといいます。
苗木園のオーナーであるハンフリー・ヘリントンさんは、発見時のコアラの様子を「お腹いっぱいで、とても満足そうにしていた」と語っています。
一方で、ハンフリーさんはこうも指摘します。
「私は20数年ここにいますが、こんなことは初めてです」
「やはり食料が不足しているのでしょうか」